2001年3月7日〜19日まで米国の大学を訪問して、私の研究している「デジタルライブラリ」の調査を行いました。 3月7日 サンフランシスコ湾ではカモメが私を迎えてくれました。背景はベイブリッジです。 |
カリフォルニア大学バークレイ校のシンボルともいえる「Sather Tower」。3月8日訪問。 |
訪問したのは「School of Information Management and Systems」 その場所は、「South Hall」と呼ぶ1868年に建設されたものでキャンパスで最古の建物。
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Micheal Buckland教授と関係教授のみなさまと面談し意見交換を行いました。 先生には大変お世話になり、多くの研究者を紹介いただきました。
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カリフォルニア大学バークレイ校図書館。 バークレイ校は、世界中の研究者がやってきます。校風はバンカラで学生運動も活発。 ただし、学生は良く勉強していますね。
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「School of Information Management and Systems」におけるパソコンルームです。 建物は古いのですが内部はこのようにインテリア感覚に優れています。学生は優雅に勉強。
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3月9日〜12日にはサクラメント州立大学とカリフォルニア大学デービス校を訪問。そこの「Department of Computer Science」におけるRichard Walters教授と新春の杏の花が咲き乱れるキャンパスで。 Walters教授の多言語対応のリモート学習システムは興味あるものでした。 |
3月11日には、休日を利用してネバタ州との境にあるシラレネバタ山脈のレーク・タホにドライブしました。 まだ雪は多く残り、近くのスコーバレでは多くの人がスキーを楽しんでいました。
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3月13日〜15日は、サクラメントからワシントン経由で東部ニューヨーク州シラキュースに飛びました。天気は春から真冬に一変し、吹雪が私を迎えてくれました。 シラキュース大学の雪のキャンパスで、まるで報道キャスターのような姿です。
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シラキュース大学で訪問したのは、「School of Information Studies」です。 昼食では、Barbra Kwasnik教授と Jian Qin教授のお二人の女性教授によって歓待されました。
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「School of Information Studies」の学科副主任であるBruce Kingma教授。 シラキュース大学では、カリキュラム革新の実情について意見も交換。 また、デジタルライブラリのゲートフェイ機能としてさまざまなプロジェクトを見学しました。 メタデータについても貴重な情報を得ることができました。
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3月16日には、再び西海岸に戻りワシントン州シアトルにあるワシントン大学を訪問しました。キャンパスでは昔、日本から寄贈された日本桜が咲き始めていました。 訪問したのは、「Information School」で、新校舎にあります。外見は中世コシック調でわざと古めかしくしていますが、建設されたばかりでした。そのスポンサーがマイクロソフト社です。 新校舎の名前は、「メアリー・ゲーツ・ホール」と呼び、ビル・ゲーツの母親の名前です。 |
ワシントン州立大学「Information School」の学部長であるMike Eisenberg教授。彼は、シラキュース大学においてもカリキュラム改革を実施した実力者です。
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「メアリーゲーツ・ホール」の内部。中央ホールです。まるで中世教会の中にいるようです。正面にはメアリーゲーツの大きな絵画像が飾ってありました。左右はパソコン教室で膨大な台数が設置されていました。 |
副学部長であるHarry Bruce教授とそのオフィスです。ワシントン大学では多くの関係者にデジタルライブラリとその関連について情報交換ができました。
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今回の米国大学訪問では、膨大な写真とビテオを撮ってきました。下記がそのダイジェスト版写真です。ご覧下さい。
ダイジェスト写真集
また、訪問した大学の情報とそのリンクもご参考にして下さい。
訪問大学リンク
なお、私が訪問において持参した「知識エージェントによるデジタルライブラリ」については下記を参照して下さい。
知識エージェントによるデジタルライブラリ
今回の調査・研究・発表に対して援助いただいた中央大学情報研究教育センターに深く感謝します。
中央大学文学部社会情報学研究室
教授 斉藤 孝
2001年4月1日