バークレイ校のキャンパスライフ     <カリフォルニア便りホームに戻る>  

 

    サンフランシスコやその奥のシリコンバレーのサンホセ、そして多くの都市が点在する

    ベイエリアは、西海岸ではロスアンゼルスと並びカリフォルニアの産業と文化の拠点です。

 

  カリフォルニア州の人口はニューヨークの次ですが、経済力では米国ナンバーワンの位置にある

  豊かな州で、その大きさは日本の本州に等しい。バークレイ校のあるバークレイ市はきわめて進歩的な町で、

  過去にもベトナム反戦では大学と共闘、そして今、アフガニスタン報復爆撃反対を米国で唯一声明しました。

  このような反骨、米国の良心ともいえる寛大な思想と文化の市民感情は、バークレイ校による影響です。

  バークレイの町は、汚くホームレスで一杯ですが、山側には素晴らしい住宅が点在し、そこからは

  ベイエリアを見下ろことができ、遠くにゴールデンゲートも見ることができます。バークレイ市では、アカデミックな

  雰囲気が日常的です。東部のボストンやニユーヨークとは比較できませんが、それなりにエレガントで、

  展覧会、コンサート、様々な古典的、先端的なイベントが毎日のように演じられています。

 

        

    バークレイ校の校門。                      バークレイ音楽院のコンサート。

 

  バークレイ校の音楽学院は有名で、世界中から優秀な学生が来て、競って勉強しています。

  金曜日には彼らの演奏会が行われます。アメリカの西部ではクラシック音楽は似つかわしくないようですが、

  バークレイやサンフランシスコならば、その雰囲気が合うようです。カリフォルニアで聴くチャイコフスキーもなかなか。

 

        

    バークレイ校の教員宿舎。                   研究生のベンとドイツからの大学院生。

 

 バークレイ校には世界中から大学院生が留学しに来ます。彼らとパーティで知り合い、お互いに何を

 研究しているかを話すことは実に楽しみです。情報と知識、デジタルライブラリ、社会情報、エージェント、

 情報行動、電子社会など話題は共通していますから、つい熱中してしまい時間を忘れます。

 なにしろ、私の住むサクラメントまでは、バークレイから浜松に帰る距離に相当しますので夜道が心配。

 

         

    フランスからの留学生とイタリアのバーバラ。          パーティの後は会話とお茶。 

 

こちらのパーティーは簡単なもちよりの品々を食べます。このような手作りの素人料理ですが、お国自慢を持ち寄り

自慢話に花が咲きます。学生も先生もみんな話術に優れて、ソフィストケートされています。

 

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