CAL Aggie の教育プログラム    <カリフォルニア便りホームに戻る

  CAL Aggie の教育プログラムは、基礎教育のための学部(Colleges)と専門教育のための

  大学院(Professional Schools)の二つに分かれています。  CollegesやSchoolsと呼ぶと日本では、

  短大か高校のようですが、まったく違った解釈になります。

 

      Collegesには、 College of Agricultural and Environmental Sciences、 College of Engineering

      そして College of Letters and Sciencesの三つがあります。つまり学部に相当します。

      ちなみに私の所属するDepartment of Computer Science は、学科に相当し、 College of Engineering

      に属します。それから、Professional Schoolsですが、Graduate School of Management

      (MBA経営大学院)、 School of Law(法学大学院)、 School of Medicine(医学部)、

      School of Veterinary Medicine(獣医学部)です。

      学生数は約2万人で、人口5万人のデービス市では市民のほとんどが学生、職員、研究者関係といえます。

 

               

      College of Engineering (ENGINEERING II)                    ENGINEERING IIの案内

 

   この建物はデービスらしくなく、モダンで私は好きになれません。カントリー風の木造校舎が似合うと思うのですが。

   内部は、コンピュータや工学実験室など設備は整っています。

 

            

    研究室で一息。ネクタイなしの寝起きスタイル。        サイロにあるキャンパスレストランで食事  

                                          Walters教授と Thomas助手

 

     私の研究室は三階にあるRCT (Remote Collaboration Tool)研究室の中にあります。専用のワークステーションと

    クライアント・パソコンを貸してもらい、本来は研究に没頭すべきですが、デービスボケで、のんびりしています。

    私のスポンサーというべきか、身元保証人ともいえるのがWalters教授です。先生は70歳になり、引退し名誉教授

    という立場ですが、毎日朝から研究室に来て、忙しそうにパソコンに向かっています。Walters教授の自宅は、

    キャンパスから自転車で10分の距離。敬虔なピューリタンの子孫で、誰に対しても親切です。

 

     Walters教授は、デービス校で最初にコンピュータ学部を立ち上げた人で、ながらく学部長をしておられ、

    今日のデービス校の発展に寄与された功労者です。私が、最初にWalters教授のお名前を知ったのが1976年で、

    その時は先生はスタンフォード大学に勤務されていました。

 

             

      Thomas Amsler の仕事姿                              研究室の入り口

 

 私の研究室は、カラフルで明るいインテリアです。米国の大学はどこでもオフィスのカラーリング・センスは素晴らしい。

RCTの研究員では、Thomas Amsler を紹介します。Tomは体重100キロの巨体で、タンパンとTシャツで毎日仕事をしています。

4月にバークレイ校で知り合った彼女とハワイで結婚。彼女はデービスの中学校の先生をしています。

Tomは、スイスのチューリッヒ出身で、そこの大学を卒業後にバークレイ校で学び、大学院をデービス校にしたコンピュータ博士。

毎日一人で、5台のサーバを相手にJava、 C++、 XML、CORBAなどのプログラミングに励んでいます。

 

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