Commencement 卒業式は6月に行われます <カリフォルニア便りホームに戻る>
バークレイ校とデービス校では卒業式を5月末から6月始めにかけて行います。卒業式は、Graduation ではなく、
Commencement と呼び、もともとの意味は「開始」となります。社会に出る門出を意味するようです。
学位授与の式典でもあるわけですから、「卒業」という Graduation よりも Commencement のほうが的確です。
卒業生は父兄に囲まれて座ります 演壇では芸能人や政治家がスピーチ
デービス校エンジニアリング学部のCommencement は、300名の学士と50名の修士、そして10名の博士に
対して厳かに、かつ明るく愉快に学位授与が行われました。6割の卒業生はアジア系で、その多くが中国からの
留学生と中国系アメリカ人です。日本人は1名、そして日系と思われる学生はわずか2名でした。ちなみに黒人
は1人しかいません。また、韓国からの留学生も近年、増加しているようです。
式典の後は、外で軽い食事と談話 父兄と友人も参加して大騒ぎ
アメリカの大学の多くは、このようにアジアと世界中の留学生のための教育システムに変身したようで、アメリカ人
の中でも白人層の大学生が減少しているようです。アメリカの次世代を担うのはアジア系の人々になるのでしょうか。
幼稚園の卒園式 黒い学位帽をかぶります
幼稚園でも卒業式があります。可愛らしい子供たちが卒業用の学位帽をかぶり、卒園証書をもらいます。