ことこと杏ジャム

 

 

昔むかし初夏の頃、「ことこと山」の麓でかあさんが庭に出来た杏の実を夜なべでコトコト、コトコトと煮こんで出来たじゃむ。杏の実がしっかり残ったじゃむ。夏に冷蔵庫で冷やして食べたあの味を、こどもの頃の記憶をたどって作り始めました。

まだまだ、あの時のお袋の味には遥かおよびませんが、いつの日かその味を作ろうと毎年努力しています。それでも3シーズンを経てやっと、食すには足りるジャムになりました。

 

まだまだ保存問題や、安定した味の問題などなど、今後の課題も多々残っており、

御代を頂いて販売するにはいたっておりませんが、これからも皆が努力してより良いものを作っていく考えでおります。興味のある方は、銀座倶楽部のマスターにお申し付けください。ご試食の上、ご意見を頂ければ幸いです。

 

とは申すものの、この「ことこと杏じゃむ」は延べ十数人が夜なべして作り上げたものでして、新しいガラス瓶容器や、あんず量の6掛けもの砂糖、そして夜なべの友・酒代等々コストも膨らんで来ています。

 

そこいらあたりをご理解願って、何がしかのご協賛を賜れば幸いです。

また、お持帰りの瓶は再利用したいと思いますので使い終わりましたら、銀座倶楽部へご返還頂ければ幸いです。何せ一瓶100円もしますんで・・・!

 

 なお、このジャムは防腐剤など添加物を一切含まない、杏と砂糖だけで仕上げて

いますので、保存は冷蔵庫にて、また開封後はお早めにお召し上がり下さい。

 

これからも当農園では、アンズジャムだけにとどまらず、めずらしい野菜や竹炭、竹酢液、竹製品、柿渋なども作っていく予定です。今後の作品もご期待下さい。

                     

 

アルスロンガ農園一同

 (中仙道・松井田宿)

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