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インディアナ大学
INDIANA University at Bloomington
インディアナ州は、大都市シカゴのあるイリノイ州のお隣の州です。その州都インディアナポリスは、
あの有名なインディ500、昔の呼び名では自動車レースで有名な町です。
そのインディアナポリスから車で約一時間の場所に、ブルーミントンという町があり、 そこにインディアナ大学があります。
インディアナ大学の正門 キャンパスの地図 Maxwell Hall
インディアナ州は農業が主な産業と聞きますが、田舎の景色は小さな丘と緑の森、そして牧場や農場が続 き、
ヨーロッパの景色に似ていました。そこに住む人々も白人が多く、南部のケンタッキーと雰囲気が異なっていました。
インディアナ大学は、白い石を積み上げた建物が多く、赤レンガを基調とする多くの大学のキャンパスの建物と違った印象でした。
私が訪問した１０月末は紅葉の最中で、緑のキャンパスが真っ赤で黄金の黄色を伴った、まさに中西部の美しい秋の風情がありました。
Beckチャペル 図書館情報学部 副Dean Dr. Shaw 日本人教授HARA先生
インディアナ大学には、Social Informatics と呼ぶ大学院があります。そこのカリキュラムや内容は、
私が目指す社会情報学にとって極めて参考になるものです。 日本における社会情報学の解釈は様々ですが、
インディアナ大学では Social Informatics をこのように定義していました。
Social Informatics refers to the body of research and study that examines social aspects of
computerization -- including the roles of information technology in social and organizational change,
the uses of information technologies in social contexts, and the ways that the social organization of
information technologies is influenced by social forces and social practices.
Social Informatics overlaps other areas including computer-mediated communication (CMC),
information systems, information science, "Internet Research," and even parts of Human-Computer Interaction (HCI).
Ｅｒｎｉｅ Pyle記念校舎 コンピュータ室 スタンド式パソコン ＣＤ−ＲＯＭの展示
Ｅｒｎｉｅ Pyleは従軍記者として太平洋戦争に従軍し、沖縄の戦いで戦死しました。彼のジャーナリストとしての仕事は有名ですが、
詳しくは私は知りません。彼の名前を記念した学部の建物とその記念品の陳列、彼の愛用したタイプライターがありました。
インディアナ大学のどこの建物にも素敵なコンピュータルームがありました。夜遅くまで開いていて、学生が熱心にコンピュータを利用していました。
コンピュータの利用では、スタンド式のものもあり、気軽に学生が使っているのが印象的でした。
ソフトウェアをＣＤ−ＲＯＭに記録したものが陳列されていて、その展示方法が気に入りました。
同窓会の会場 同窓会出席の人 Memorial Union
今回のインディアナ大学訪問の目的は、私のワイフがその昔、１９６９年頃に大学院で学び、その同窓会が開催されたことです。
卒業生は大切にされています。多くの基金の支援、成功した卒業生からの寄付による建物や施設など、
それによる恩恵はインディアナ大学では重要な 事業になっています。
同窓会には世界中から出席者が集まります。
インディアナ大学の学生と卒業生、そして社会を結ぶ施設は、 Memorial Unionという建物で、内部は豪華なものでした。
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