カリフォルニア大学バークレイ校       カリフォルニア便りホームに戻る

 

   カリフォルニア大学は、全部で9校から構成される巨大な公立大学です。

  カリフォルニア州の南部から順番にいくとSAN DIEGO、 LOS ANGELES、 SANTA  BARBARA、

  SANTA CRUZ、 RIVERSIDE、  SAN FRANCISCO、  BERKELEY、 DAVISです。

 

  その中で、BERKELEY校が本部になり、一番格式が高く研究と教育では優れているといわれています。

  もちろん、その他のカリフォルニア大学もそれぞれ個性的で優秀であることはいうまでもありません。

  なお、カリフォルニアには、これらのカリフォルニア大学(UCシステム)とは別にカリフォルニア州立大学(CSシステム)というのがあり、

  サクラメントやサンノゼ、フレスノなど大きな都市に34校あります。州立と公立の違いはなかなか理解できないのですが、

  日本的に解釈すると、公立が国立(旧制1期校)で、州立が県立(旧制2期校)という感じですかね。

 

                     

   バークレイの象徴タワー         サウスホールの玄関            玄関前で

 

バークレイ校は多くのノーベル賞受賞者をだしていることでも有名で、それだけに世界中からの研究者の

出入りが頻繁です。バークレイ校の教育プログラムは、学部教育と大学院教育の二つで、これはどこの

カリフォルニア大学とも似たもので、デービス校とも同じです。

学生は当たり前のことですが、よく勉強しています。デービス校に比べて、その違いがよく理解できました。

デービスはいかにもカリフォルニア的で大らか、のんびり勉強。バークレイは都会的で、ガリベン、バンカラ。

どちらの大学も入学と卒業は難しく、常に勉強しないとついていけないようです。したがってアルバイトの時間は持てません。

どこのカリフォルニア大学でも学費が高く、公立なのに日本の二倍の学費になると思いました。

また、バークレイ周辺ではアパートや学生用下宿の費用が900ドル以上もかかり、生活費も高いようです。

 

          

     内部の大学院の説明                   どこかの学部の卒業式

 

私の所属するのは、大学院だけのSIMS (School of Information and Management Systems)で、

日本でいう専門大学院になります。

学生数は、30人程度で、修士と博士、そして研究者です。わずかな学生と教員ですが、

そのための施設は立派なものでとても日本とは比較できません。

 

          

    外から見た研究室         窓から見えるタワー      研究室の内部

 

私の研究室は、1864年建造で今ではバークレイ校で一番古い建物であるサウスホールにあります。

その6Aというのがルーム番号で、場所は古風な建物の半地下の部屋です。

キャンパスの芝生と私の座る机の位置から外を見る目線が同じなので、キャンパスを行き交う

人々の姿が見えてなかなか楽しい。

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