図書館 カリフォルニア大学デービス校 <カリフォルニア便りホームに戻る>
米国のどこの大学でも立派なのが図書館。デービス校の図書館は比較的小型で、地味な存在ですが、
それでも内部に入るとその施設の充実さには驚きます。
デービス校の図書館は、6ヶ所にあり、本部はThe University of Library(Shields)です。
その他にAgricultural and Resource Economic Library(農業と経済図書館)、Law Library(法学図書館)、
Loren D. Carlson Health Sciences Library(保健医学図書館)、 Physical Sciences & Engineering Library(工学図書館) 、
UCDMC Library(医学図書館)です。
本部図書館は、キャンパスの中央に位置していて、Shields Libraryと呼ばれています。
その内部はなかなか斬新な設計で、蔵書と閲覧、レファレンス、コンピュータなどライブラリ・リソースの配置もよくできています。
メインホール。地下と上にいく階段。 中庭を望む閲覧室
地下1階、地上3階の建物で、明るい室内と中庭が印象的です。
デジタルライブラリ「MELVYL」のために多くのパソコンが配置されています。
その数は数百台になると思いますが、閲覧室や専用のパソコン室など、また廊下の片隅にもどこにでも
パソコンがあるという感じです。そこから図書館蔵書の検索、インターネット閲覧など学生が自由に使っていました。
コピーとパソコン支援コーナー パソコン閲覧室。 インターネット検索
図書館は学生で賑わっていました。どこの学部でも宿題は図書館の蔵書の指定図書を使っての提出が
前提のようで、そのための「レファレンス」と「リザーブブック」のコーナーはいつも満員です。
オーフンシェルブと閲覧キャレル リザーブブック貸し出しカウンタ
蔵書構成では、地下に東アジア関係の図書室があり、日本のものも数多く見つけることができました。
日本の研究のために、日本に行かないでデービスに行くというのも本当かもしれません。
このような国際的な情報と知識の集積が米国の大学の素晴らしい点です。