斉藤 孝 の ガーデニング  庭作りと園芸の記録

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この「意見」とは特に相手を意識して述べているものではありません。私の一方的な放言です。

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電子書籍でも教養は変わらないのか

 紙に思考をとじこめ、紙に知識をとじこめてき た古き良き時代が終わりました。いつの間にか家庭からVHSやDVD、そしてBDも消えてしまい収納 ラックも無くなりました。本箱も無くなり部屋が見違えるようにすっきりしました。あらゆるメディアがWebやクラウドに吸収されたからでしょうか。

ナポレオン モスクワ プーシキン美術館 モネ


 

電子の書板(タブレット)

残ったのは一枚の電子の書板(タブレット)だけです。書籍の活字も電子タブレットで読めるようになりました。活字という表現は、文字を印刷する書籍のために生まれたのですが、電子書籍の発展に伴い「活字離れ」がさらに進み、「活字文化」は衰退するのでしょうか。「活字文化」の前に、それは長い「文字の時代」がありました。人類200万年の歩みのなかで、その200分の1の1万年足らずが「文字の時代」であり、しかも本当の意味での文字の歴史は、その半分の5000年を経ているにすぎません。


パリ オルセー美術館 ゴッホ自画像 フェルメール


 

悪の陳腐

 映画「ハンナ・アーレント」は全く違った視点からナチスのユダヤ人迫害をとらえていました。アイヒマン裁判を題材にした映画です。深く考えさせられ たのはアイヒマン裁判を「悪の陳腐」という概念で結論付けたことです。悪とは普通の人間に内在する問題であるという意味です。アイヒマンはナチス親衛隊中尉で600万人のユダヤ人をアウシュビッツなどの強制収容所に送り込んだ特別な人間と思われたが、忠実に命令を実行するだけのどこにでもいる普通の人間だったのです。多くの戦犯とおなじような軍隊官僚組織の犠牲者でした。

 (写真左)マルタ島 バレッタ港

哲学は日陰者 

イスラム国(IS)に参加する若者達も「悪の陳腐」で解釈することができます。狂信的なイスラム教徒もテロリストも特別な人間ではなく普通の人間なのです。インターネット(SNS)とイスラム原理主義思想を巧みに結びつけた結果生まれた人々ですが、特別な預言者ではありません。普通の人間が陥る「悪の陳腐」が恐ろしいのです。哲学者ハイデッカーの愛弟子であるアーレントは、「考えることで人間は強くなる」と講義で締めくくります。個人が自分で判断する能力を持つという哲学の必要性を説いていました。残念ながら日本の大学教育では哲学は日陰者扱いですね。(写真右) アブダビ 白色モスク

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電脳環境普遍的存在 これがユビキタスです。 漢字の素晴らしさは、その概念を的確に表してく れることです。迷惑ケータイや電子落書き帖ブロ グが氾濫しました。毎日の膨大な出会いメール は、刺激的ですが還暦を過ぎた私にとって深入りは禁物。実に巧妙な見出し付けに感心し、また興 奮させてもらっています。彼らの情報分析の能力 は、ずば抜けています。その暗黙知を正常なナ レッジ・マネージメントに活用してほしいです。

 

たしかにユビキタス社会は電子魔物世界ですが、 そこで起こる諸々の悪しき電子行為を法整備に よって押さえ込むならば、政治家が得意とする猿知恵と同じではないでしょうか。冷静になり、なによりも電子世界で あっても言論と技術の自由を尊重したいものです。電子ウィルスや変態ソーシャル・ネットワーク・サイト(SNS)などの 出没があってこそ、その対策に関わる知恵が活性化され、「知識のイタチゴッコ・スパイラル」は凝縮していき、様々 な電子的賢者が生まれてくると思います。そんな、あらゆるものを数理化し、自動化することが社会の常識であるようなIT生活に私は耐え忍んでおります 。  (写真左) エーゲ海 サントリーニ島       (写真右) 鵠沼の ローズマリーとジャスミン

 

男女関係から外交関係へ                        Page up ↑
未来から歴史を振り返ると、現在は民主主義の終焉の時代であるそうです。共産党独裁の中国やプーチン強権のロシアなどは専制帝国が復活したように思えます。
経済制裁のように韓国を「ホワイト国」から除外するという愚策を止めてください。いまや日韓は経済的にも産業構造から見ても運命共同体なのです。しかも韓国は極東で民主主義国家として躍進しています。北朝鮮、ロシア、中国など全体主義的な専制帝国と異なります。これらの「ブラック国」と全く違う法と人権を守り自由を尊ぶ民主主義国家なのです。まさに「ホワイト国」ではないですか。
日韓の関係とは外交関係というより男女関係に似ています。時には嫉妬、時にはひがみ、時には喧嘩、時には熱烈愛。これらは親子や兄弟や友人、恋人同士など親しい人間関係でしばしば起こることです。
極東に位置した日韓は歴史的にも文化的にも、民族的にもさらに言語的にも昔から密接な関係がありました。近世になり半世紀程、日本の帝国主義的な支配を受け、朝鮮半島の人々に屈辱を与えたという不幸な時代もありました。朝鮮民族も日本民族も未来志向で仲良く極東で民主主義国家として共存すべきです。
(写真左)旧東ドイツ ロストック

 

 


ファシストのような口調
2017年に「Jアラート」がスマフォに鳴り響きました。「Little Rocket Man」の贈り物は怪しげなミサイルと死体付難破木造船でした。
有事の際は焦土作戦も辞さない重武装の永世中立国家であるスイスは2000年代始めまで家を建てる時には防空壕(核シェルター)の設置が義務づけられていたそうです。日本の各都市に核シェルターは存在しません。国防の手段も乏しく、アメリカ軍頼りで情けない。軍事国家を復活させるのではなく、スイス、スエーデンそしてイスラエルのように自分自身の戦力で祖国を防衛したいですね。                
まるで過激なファシストのような口調ですが、馬鹿正直な日本人に腹が立っているのです。誰かが言っていました。日本人は「馬鹿正直」な行動を貫いて、「馬鹿でも暮らしやすい社会」を築いた。日本人は自分の荷物を席に置いたままトイレに立つ。周囲の人を信じている 「まるで馬鹿」です。 しかし、これはいかにも日本人らしくて素晴らしいことです。規則を重んじ、他人を尊重するからこそ、自分の目先の利益だけを求めることをしない。小賢しく立ち振る舞わねばやっていけない日本ではないはずです。品格で頑張りましょう。

(写真左) トロンボーンを吹く孫   (写真右) 夜叉人峠から北岳(55年前)

 

小話もお読みください。

 

  幸福な監視国家         裸婦の時代(blog)

  自由からの逃走          輪廻転生

  『日本語が亡びるとき』                       Page up ↑


 

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