斉藤 孝 の ガーデニング  庭作りと園芸の記録

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お酒だけでも本物を

尿酸値高騰の警告を受けて、酒種制限に悩みました。中でもギネス黒ビールは厳禁ですが、こればかりはどうも。とても発泡酒やリキュールなどの代用品では我慢できません。あれは、古い革袋(麦酒という概念)に偽物の新しい酒を注ぎ込むという詐欺です。
この不気味な世界では、お酒だけでも本物を楽しみたいものです。本物とされた新聞、放送、出版そして大学など伝統業界の未来は危うい。

大学で講義

「概念理論」を講義する

大好きなギネス黒ビール Natural Geographyの表紙
これは偽マガジン

元発泡酒教授

本物が忘れ去られて偽物が、それに取って代わるのが無法なIT時代です。発泡酒のような大学と教授が増えてきました。私もその一員の元発泡酒教授かもしれません。年金という捨扶持が支給されますが、大学勤務時代は携帯脳学生を厳しく一喝教育しました。テニスもお酒も弱くなり、涙もろくなりました。 まさに愛情乞食であることを自覚しています。

 

レンブラント 夜警
 
インド 女子士官候補生 ペルー リマのクリスマス


研究教育の足跡

私は、1964年に初めてコンピュータに触れて、プログラム言語に陶酔し、その進化に夢をふくらませて企業に就職した。そこで情報システムの開発を経験した後に大学教員として教育研究を始めた。教員を始めた当初、大学の使命は、教育と研究にあることを十分に認識していたのであるが、研究について軽く考えて、教育だけに熱中していた。当時の私は、ICT企業のシステム・エンジニアとしての現場経験、それに基づく情報教育を大学から求められたことに有頂天になっていた。それまでの私の教育は、企業経験という過去の物語を切り売りしていただけだった。

まさに元発泡酒教授で終わるべきだったが光栄なことに名誉教授という称号を頂戴できた。

 

1989年に執筆した「ハイパーテキスト」の本。日本で初めてのデジタル書籍の到来を告げるものであった。(写真左)ハイパーテキストの表紙

 

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透明化される情報システム
ユビキタスは、自分のもっている情報のみで判断を行うのではなく、どこにでも埋め込まれて、眼に見えないコンピュ−タ群がネットワークで相互に結びつき、人間・機械系の高度な協調・調和を実現する。ユビキタスの重要なことは、人間がもう1つの脳をもち、人々の能力を増幅させることである。これは、情報からの解放につながる。これまで人間が苦しんできた情報と情報処理をユビキタスに肩代わりさせ、その分だけ身軽になり新たな創造的な時間を得られるからだ。電卓によって計算という情報処理から解放され、算法の知識がなくても誰でもが平等に複雑な計算ができるようになった。人はアルゴリズムを忘れたのだから、退化したというが、今では暗算の能力や、計算の能力で人を差別するということはなくなった。ユビキタスの現実的な解釈は、世のあらゆるものが情報システム化され、それらがネットワークで相互に結ばれて人間の生活を支援するIT社会のことだろう。情報システムは、世の中のあらゆる仕組みを対象にし、それをユビキタスに組み込んでいくにちがいない。情報システムは、アルゴリズムの集合体でもある。ユビキタス社会とは、アルゴリズムが社会の至る所に行き渡る社会といえる。

(写真左上) インターネットによるデジタルライブラリ(1997年)

(写真右上) 雪のサマルカンドのモスク跡

 

1997年に『インターネットによるデジタル・ライブラリ』と題する書籍を執筆した。電子図書館の到来を告げた。

 


シソーラス

シソーラスは情報検索とデータベースための情報インデックスの典拠となるもので、キーワード(索引語)の語彙群とそれらの意味関係を示す辞書である。その重要な機能は、索引語が指示する意味を制御することである。シソーラスは、分類表のように分類項目などから構成される概念言語と異なり、自然言語をそのままシソーラスの語彙として使う。主題を表すものは事例(インスタンス)であるから当然であり、利用者にとっても極めて都合がよい。しかし情報という分類を伴った体系化と形式化された主題概念を表すには、キーワードなどの事例語彙をいくら並べてみても役に立たない。様々なインスタンスを類別し、その属性から意味を明らかにしてクラスやカテゴリーと呼ぶ概念の固まりを創り、タクソノミーなどを用いて体系化しておく。あるインスタンスの意味を明らかにするは、別のインスタンスを用いるだけでは「私は私であり、私は私ではない」という同語反復のトートロジーになる。「私(人間)は私(法人)でない」のように「人間」や「法人」という主題の概念(クラス)の違いを明確にしてくれる。さらに重要なシソーラスの機能は、情報の対象となる主題概念の世界を示してくれることである。社会科学、自然科学、人文科学、医学、工学、生活、家庭などの広域な主題から些細な日常的な主題まで様々な主題概念を描いてくれる。情報の姿と形式化の視点を明らかにする雛型(情報モデル)を与えてくれる。シソーラスは、主題概念の見取り図となるものだ。

 

 

情報インデックス

情報インデックスの実務をご指導いただいた津田良成先生は、医学情報システムの偉大な先駆者であった。あの柔和な微笑みと甲高いお声で父親のように私を見守ってくださった。学部に始まり大学院まで40数年も津田良成先生と御一緒に働けた。光栄であり幸福だった。情報インデックスに必要になるシソーラスは私を魅了するものとなった。実務的なシソーラスを津田良成先生の御指導により知った。その名を医学シソーラスMeSHというものであった。恩師である津田良成先生との出会いについて津田先生の想い出をお読みください。

(写真右下) ハイパーテキストの翻訳本(1999)
(写真左上) 津田先生御夫妻とみなさま(2009年)                       
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