2013年   松井田便り  アルスロンガ農園     


2013年2月3日
島田 >  カメ教授 お勤めご苦労様です。最後のご奉公にお励み下さい。 今まで逃げ込んできた象牙の塔も夢幻の如く消え、4月から新労働力として、専従農奴として、当コルホーズに転職なされる貴兄の勇気と英断に対し、一同感激し、期待が高まっております。 老齢化進み、筋力疲労者が続出の中、みんなが心こめて贈るこのワインを貴兄が感涙に咽ぶか、目の前のニンジンとして後日、慙愧の涙と化すかは貴兄次第です。ご活躍が待たれております。蛇足ながら、恩着せがましく最近の写真をお送りします。
真心込めて、尊師に送る準備をする姿は尊いものです。笑いものにするなんて、とてもトテモ ・・・ あくびする方は居ましたが。かっての姫たちの愛情が〜いや怨念かな〜がイッパイ詰まっています。先月末の新年会の写真拝受しました。正に敬老会ですね!朝の紅顔も、白骨とならんとする夕べに近づきつつある姿は幽鬼迫るものがあります。あ〜ぁいやだイヤダ、老いの老醜! もっと現実を直視し、不老防止を考えなくっちゃ〜。


2013年4月19日
新太郎>  お元気ですか。いよいよ新緑のシーズンになりました。一度、高峰高原から山菜を採りながら下ってみたいと思っていますが、いかがでしょう。こごみ、などはそろそろ最盛期になっているのではないかとおもいます。ウド、タラの芽はまだ早いかもしれませんが、連休にはいれば山に入る人も多くなりますので、早めの方がいいとおもいます。4月の合宿でパプリカの移植も一部すませ、夏野菜の種まきもすませ、イチゴの下に、ワライラズも敷き詰め、いまや観光イチゴ園の様相をていしてきました。

 

杏もこのままいけば豊作になるでしょう。菊池そば打ち名人が利根のリンゴ園との折衝をすすめていますので、落ちリンゴも確保できそうです。

 


ことしこそ、途絶えていたカルバドスも復活の期待が高まっています。杏のパーリンカ、マール、夢ではありませんいちごやブルーベリーのブランデーも夢ではありません。貴兄のご支援がぜひひつようです。
先日、高橋ワイン博士にあったとき去年東大院生と作った白ワインは期待できるのではないかと言っていました。連休中に一緒にテイスティングをやりませんか。また、5月合宿ははとつぜん7日から10日と変更になりましたが、高木神主さんは12日にパプリカ祭りををするといっていますので私はつき合わなければなりません。つき合ってくれる仲間が必要です。よろしくお願いいたします。


2013年4月19日
遊佐>
  カメさま。あなたの「長欠不在」の間、かの地の情勢は一変したのであります。ぼくはじめみなさんは、改心一番、どんな労苦にもたえる心身となりました。カメさまには、松井田入りにさいして、どこかで入念な、お浄めをお願いしたくぞんじます。

2013年7月6日
浅輪>  梅雨明け間近かの松井田は6月中旬から 苺ジャム、杏ジャムとジャム作りにいそしんで来ました。杏ジャム収穫も畑の木と駐車場へのスロープにある2本の木だけになりました。

駐車場にある小さな実の杏は来週まで収穫が続きそうです。そしてプラムの収穫が続きます。好事魔多し、お寺の白ワイン用ブドウ「サンセミヨン」に異変。ベト病の症状の黒い点が付いているのが見つかりました。

 


東京に帰ってから、それに気づき、矢作社長に相談すると、黒点や枯れたブドウの実は取り除き、房全体に影響が出ているのは房ごと切り取り、全てを別のところで処分するようにと指示されました。
それも早いほうが良いとの矢作社長の助言があり、急遽7月4日に都合の付く遊佐さんと駆けつけ、取り除く作業をしました。お寺のブドウの下から見て、5,6列目のサンセミヨンに症状が出ていました。
全部の房をチェックしましたが、幸い赤ワイン用のブドウには殆ど症状が出ておらず、時々小さな黒点が見受けられたので、それも取り除き、袋1杯を処分しました。とりあえずはすべきことはしました。今後症状が出ないことを祈るのみです。早い梅雨明けを待つのみです。今後、皆さんも気づいたら、取り除き、どのブドウの木かを教えてください。
作業終了後、下の畑に廻ると、杏が大量に落ちていて、放置するわけにもいかず、拾い集めて砂糖漬けにして3袋を冷蔵庫入れて帰りました。へとへとで東京に戻りました。またまた杏の恐怖に追いかけられました。遊佐さんお疲れ様でした。

2013年8月11日
浅輪>  幸い、ブドウのベト病は広がっておらず一安心です。チップを苦労して撒いたのが効果的のようです。
これから9月の長梅雨に注意が必要ですが何とか9月末の収穫に漕ぎ着けたいものです。
次回の松井田は8月30(金)から9月2日(火)で行います。今回は遊佐さんの手を煩わせて、岩牡蠣の手配をしていただきます。時期的に遅いため入手できない場合も有りますが、それも天候次第です。岩牡蠣手配のため人数の把握をいたしますので、参加の方は8月18日(日)までに連絡をしてください。なお、岩牡蠣は8月31日(土)夕食に食べる予定でいます。



2013年9月3日
浅輪>  いよいよブドウの収穫の月になりました。先週8月30日からの合宿は台風が向かってくる予報で心配しましたが、幸い天候に恵まれて、ボルドー消毒液を2回撒く事ができました。そして、イブリガッコ用大根の種まきを済ませたその夜は、恵みの雨が降りました。幸運でした。

ブドウの収穫までの予定が決まりましたのでお知らせします。
@消毒日:9月9〜10日で最終消毒をします。9日11時に集合して消毒をいたします。(天井の住人には了承済みです。)
A収穫、搬入、ブドウジュース作り。(9/26〜30合宿)
 9月27日(金)朝からブドウの収穫をします。
前日26日(木)夕方5時から大河原邸の鍵を開けます。その日は泊まれるようにいたします。27日参加の方はゴルフのごとく 朝お集まりください。9時から収穫作業を始めます。
28日〈土〉は矢作ワイナリー搬入と除梗、破砕の作業を行う班と、松井田でブドウジュースを作る班とに分かれます。

2013年10月1日
浅輪>  9月27日葡萄の収穫をして、28日は6時半出発 圏央道経由 山梨県一宮の矢作ワイナリーまで3時間の遠征です。9時搬入後、10時から15名で168kg(松井田120kg新横浜48kg)の葡萄を除梗、破砕を昼食を挟んで4時まで作業をしました。帰路 勝沼のブドウの丘公園 天空の湯温泉で露天風呂から鳳凰三山と北岳を眺めながら、疲れを取り、食事をして往路と同じコースを辿って松井田に夜10時帰りました。長い長い遠征でした。皆さんお疲れ様でした。収穫は133kgでしたが、矢作の出来る量が160kgくらいだと矢作社長から言われたので、松井田から120kgを持ち込みました。ワイン100本くらいは出来ると読んでいます。これが本当の皮算用。残りのブドウは松井田でブドウジュースにしました。
破砕作業を手で行うのは重労働で、時間が掛かるので、来年は原点に返り、水着を着て中に入り、足で踏みつけて破砕をしようかと検討しています。取りあえずは報告です。












 




 

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