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オントロジの庭 (その4) ラベンダーにオントロジをささやく (続き2)
2022年2月10日
Javaコーヒーではなく、JavaScriptとは ?
頭の中がグチャグチャ。老人の頭からガラクタを捨て去り、ストレス拡散のために書き続けています。知的な未練を断ち切るために断捨離しているつもですが・・・。
そうかぁー、「オントロジ」と独り言。 ラベンダーは、嫌々うなづく。
JavaScriptとは
メタデータによるプログラミングの例です。これはJavaScriptと呼ぶもので、データであるconsole.logという関数を使っています。関数というのはプログラムの部品としてあらかじめ用意されたものです。大工道具のかなづちや鋸のようなもの。
「console.log」 は、画面(console)に記録(log)を表示させる、という命令です。
まず、JavaScriptであることを示す、<script>メタデータで囲みます。これで下位概念のクラスが出来ました。
<script>
console.log("私はラベンダーです");
</script>
そして次に、上位概念(ClassのClass)であることを示す、<html>メタデータで囲みます。
<html>
<script>
console.log("私はラベンダーです");
</script>
</html>
Instanceをいくつも書くことも出来ます。
<html>
<script>
console.log("私はラベンダーです");
console.log("私はビオラです");
console.log("私はアリッサムです");
console.log("私はスミレです");
</script>
</html>
モニター画面には、以下のように表示されます。
私はラベンダーです
私はビオラです
私はアリッサムです
私はスミレです
なお、JavaScriptはMicrosoft
Edgeなどエクスプローラで処理できます。そのためには、「メモ帖」などでHTMLファイルを用意します。そして、scriptタグを記述し、その中にJavaScriptを組み込みます。保存する時は、例えば「sample.htm」というファイル名にします。「.htm」はHTMLファイルであること示す識別記号です。なお、「sample.htm」(アイコン表示)をクリックすると実行できますが、JavaScriptの関数は事前に定義されている必要があります。
オブジェクト指向
「Class」と「Instance」はプログラミングにおいて重要な考え方になります。この考え方はObject指向とも呼ばれます。この場合の「オブジェクト」とはモノのことであり、比喩表現といえます。プログラミング(アルゴリズム)による成果は「ソフトウェア」と呼ばれ、物理的なモノではありません。姿形のない論理的な存在といえます。そのようなソフトウェアを作り上げるには部品のように実体として理解しがたいという欠点があります。あたかも構成部品のような対象にし「モノ」として捉える、すなわちモノに比喩するという考え方がオブジェクト指向プログラミングです。上述した「console.log」は、コンソール画面に記録するというプログラム部品です。
大量生産される自動車は、部品展開すると階層的関係として「Class」と「Instance」の構造で分類できます。そうすれば効率よく品質の良い管理ができます。ソフトウェアもオブジェクト指向プログラミングによって同じように部品展開していけます。
何事も、分類技法としてオントロジは重要なのです。
自然と草花を愛でながらオントロジを再考し、2022年を穏やかに過ごします。
オントロジの庭は連載です。
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