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日本の旅  小諸 富士見城址  「遊子(ゆうし)悲しむ」   2023年4月13日

 

  "小諸なる 古城のほとり
    雲白く 遊子(ゆうし)悲しむ"  (島崎藤村 )

 

この古城は、「小諸城址」ではなく、「富士見城址」である。
小諸にあるが、街並みを一望できる飯綱山(標高およそ800m)にある山城。

気になることは、「遊子(ゆうし)」
これは旅人のこと、つまり我々自身の姿といえるだろう。
今年は2月の河津桜に始まり、染井吉野から4月の飯綱山の枝垂れ桜まで
桜さくらに酔う春だった。見納めは、「小諸八重紅枝垂」。
老遊子の見納めになる桜吹雪を愛でた。

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桜色はピンク、枝垂桜はさらに妖艶なピンク。優雅な十二単衣(じゅうにひとえ)を着た平安貴婦人の姿。 桜の宴の彼方に見える浅間山は横たわるビーナスではないかと妄想した。

4月13日は、中国からの贈り物「黄砂」によって浅間山麓の空は一面、春霞のような濁った大気に包まれていた。 それでも浅間山はかすかに見え、山頂には水蒸気の白い煙も確認できた。 まるで「黄砂」を警報する狼煙のようだ。

新設された洒落たワイナリー・レストランからは遠くに駿河の富士山も遠望できた。
二人の老遊子はワッフルとコーヒーを堪能した。    

   「黄砂に遊子悲しむ」

 

(動画と音楽)
2022年4月16日に同じ場所、「飯綱山」を訪れ、動画も作った。

音楽は、 「春の日の花と輝く」(英国民謡) 約1分。


               

 

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