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カメの旅 下北半島   「人は死ねば、お山さ行ぐ」   2022年9月12日

    お山とは「恐山」のことだ。

             "人は死ねば、魂は恐山に行く"

「人は死ねば、お山さ行ぐ」 という津軽弁は、ロシア語の口調と同じ。「死ねば」 「行ぐ」などの音程は「ダー」、「ハラショー」、「スパシーバ」 と似ている。なかなか面白い。

    

下北半島の「恐山」は死者の集まる霊場である。
河原に石を積み上げ供物をし、ひたすら祈る。
「幻のイタコ」が亡き人の意思を伝えてくれる。
イタコのアバターかもしれないが神々しい。

「仏ヶ浦」は、あの世に旅立つ時、この世に戻ってくる時に、立ち寄る賽の河原。
海岸沿いに連なる白緑色の巨大な岩は、カッパドキアの奇岩に似ている。

龍飛崎から津軽海峡を挟んで北海道の松前半島や函館山が見えた。
「津軽海峡・冬景色」の歌謡碑があったが、私は『北帰行』を口ずさむ。  

 "窓は 夜露に濡れて
   都 すでに遠のく
    北へ帰る
旅人ひとり
     涙 流れてやまず
      夢は むなしく消えて
       今日も 闇をさすろう"

 

 

 



 

 

 

初秋になり下北半島と津軽半島を廻った。
そして男鹿半島にも寄った。そこは「ナマハゲ」伝承の半島。
三つの東北の半島を巡る旅だった。

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