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カメの庭  「ラベンダーとテクノレディ」   2023年2月20日

 真冬2月の庭はヒッソリと冬眠している。
 枯れた冬しか楽しめない草花がある。

窓辺に咲き誇るラベンダーからほのかな香りがしてくる。
清潔感を感じさせてくれる香り、心に安らぎをもたらす香り。
青みがかった紫色の花は、心を穏やかにしてくれる。
立ち姿がキリッとした高貴な姿。ラベンダー貴婦人。

               
ラベンター貴婦人に囲まれて日向ぼっこした。
うたた寝して夢を見た。

人の魂は死後どこへ行くのか、・・・・。
生きている私と一緒にここにいる、・・・そうなのか。
暗い夢だ。やめておこう。
ラベンター貴婦人に切り替えた。

妙齢な淑女達から優雅なおもてなしをうけて、袖(葉)をつまみ鼻に近づけた。
生ラベンダーの香水がほのかに匂う。赤ワインに漬けて一口飲む。
「テクノレディ」との再会いの宴を思い出した。

      

「テクノレディ」、・・・・・頭に「テクノ」とあるから響きが良くない。
「Technology」の「Techno」と「Lady」を組み合わせたもの。
1985年に女子大の教育のために想いついた造語だった。
「テクノレディ」は、ITに魅了される淑女姿を思い描いた。

30年振りに再会した「テクノレディ」はメカ音痴だった、
ネット通販やコンビニ決済はやっとできるようになったそうだ。
淑女達は55歳(GoGo世代)になり、もはや怖いもの知らず。

  彼女はどんな人生を過ごしたのだろうか。
   伴侶に恵まれて幸福だったのだろうか。

  彼女は勝ち気で、お転婆だったから
   仕事に喜びを感じて独身をとおした。

  彼女は、30年前と髪型や表情なども同じではないか。
   ハニカミヤだった彼女は手の仕草も昔と変わっていない。

   年齢を重ね、肝っ玉母さんになり、子供たちを立派に育てた。
   懐かしい顔ぶれだ。いたるところで笑い声が聞こえた。

 

当時(1985年代)、私は42歳で「テクノレディ」は20歳の青春真っ盛り。
珍しかったパソコンとネットワークを実習し、プログラミングを習得した。
BASICやUNIXという専門用語が飛び交っていた。30年前の教室。

  ガーデニングは、老い、病、孤独を癒す。
   ささくれ立った心を回復させる。

  冬の最も厳しい時こそ、春が再来するという希望。
   あと1カ月もすれば、新芽も芽生えるだろう。

  ラベンダーは「テクノレディ」を思い出させてくれた。

 

カメの庭  「ラベンダーの輝き」   2021年3月

    動画(約3分)です。(2021年3月作製)


 

カメの庭  ラベンダー関連サイト

(1) 「我が心、ラベンダー畑にあり」 2022年7月15日

https://saitotac.jp/YTfuranoHokkaido.htm

(2) 『Sweet Smell of Lavenders』  2022年2月

https://saitotac.jp/OntoPage7.htm

(3) 「ラベンダーの輝き」   2021年3月

https://saitotac.jp/YTlabender.htm

 


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