松井田農園 2005年3月19日〜21日合宿記 (その3) (写真はクリックすると拡大します)
カナダ製の薪ストーブ
今回の合宿の主役は、「薪ストーブ」です。これは新太郎殿下が熱愛するカナダ製の名品であり、それを殿下は抱いて寝ていました。 宝物ですよ。由緒ある日本式お屋敷に、モダンなカナダ製の薪ストーブが据え付けられ たわけです。これがまた似合うのです。太い屋根を支える古木の横にストーブの真っ黒な煙突。
そして台所は改築され、庄屋様念願の完全燃焼の薪ストーブも入り快適な暖かさです。庄屋様の夜寝の場所が確保されました。また調理場もきれいになり新たな松井田生活が出来るようになりました。
(写真は、 宝物薪ストーブで、その上には熱燗用銅製のやかんと青竹に熱燗。酒のために買ったストーブ。その前で微笑む殿下とカメ)
豪華な食生活
食事はフッコと黒鯛の香草焼き、竹の子丸焼き、とろろそば、天ぷらはたらの芽、ウド、タンポポのつぼみ、柿の芽、やまいも、やまぶき等そして常に新鮮な野菜が食卓に並びます。
この話しはボーヤの日記によるもので2年前。今回は、あの猪肉です。その壮絶な猪解体日記の抜粋。 (写真は猪肉の燻製)
「後ろ足をしばられ、パワーショベルにさかさ吊りにされたいのししは私の背丈より大きかった。内臓はすべて取り除かれてあり、血を洗い流し、ハエがつかないようにホースで水がかけられていたが、・・・肉屋さんは手慣れた手つきで皮下脂肪のところにナイフをすべりこませて、みるみる因幡のしろうさぎのようになっていく。後ろ足はハムに。ロース、ヒレ、はしゃぶしゃぶ、スペアリブ、猪なべ用と切り分けてもらうことにし、残ったものは挽肉にして、ハンバーグとサラミソーセージにすることになった。」詳しくは、新太郎殿下の猪解体日記をご覧ください。
薪作り
カナダ製の薪ストーブに似合う上質な薪の確保、これがこれからの課題です。今回は御領地内の廃木、枯れ木、その他雑木などを探し求めて薪作りをしました。それでも銘木の成れの果ても多く見つかり、立派な薪が出来上がりました。電動チェーンソーでなく、オイル駆動チ ェーンソーを巧みに操りカット。それを現場で行い、小型トラックで運びます。手馴れたもので外見はプロの木こりか便利屋といった姿です。その姿が様になっているのは新太郎皇太子ですね。
激務の後は温泉とお酒
「今日も暮れ行く、松井田の丘に、友よ辛かれ切なかろ。我慢だ待っていろ、その日が来れば、やがて来る来る春が来る。」これは、シベリヤ捕虜生活を歌った名曲『異国の丘』ですが、待っているのは温泉です。
温泉は磯部温泉にあらたに出来た「やすらぎの湯」と秤氏からの情報で新たに妙義町営「ふれあいの湯」が加わり温泉のバラエティも4カ所になりましたぞ。あとの二つはかんぽの湯と霧積温泉です 。