調査対象の地方都市   

  • ブレズノ  Brezno
  • バンスカー・シチアヴニッツァ Banska Stiavnica
  • プレショフ  Presov
  • ブラチスラヴァ  Bratislava

Brezno

ブレズノ
ブレズノは、東スロヴァキアの山の中、小タトラ山脈に囲まれた山間の町です。1265年に町の名が歴史に刻まれていますから古い町です。鉱山町として繁栄しました。現在は観光に力を入れています。私の印象は、素朴な人々と多くのロマ人(ジプシー)の人々が仲良く暮らしていることです。写真は、ブレズノ市役所における市長さんとの会見を写したものです。

     

Banska Stiavnica

バンスカー・シュティアヴニツア

この町は、地下に埋蔵された銅鉱脈の発見にともない発展しました。それは12世紀に始まり、採掘技術を学ぶ専門学校も誕生し、ヨーロッパ各地から様々な人々が集まり、大いに経済的にも繁栄しました。中世都市の素晴らしい建物も多く残っていて、当時の人々と文化の栄華を物語ってくれます。現在は世界文化遺産に認定されています。左下の写真は、バスカー・シュティアヴニツアの市長と助役のお2人を中心に写した訪問記念写真です。

    

Presov

プレショフ
東スロヴァキアの都市であり、私たちの研究の拠点です。周辺には、名城スピシュスキー城(Spissky hrad)の美しい姿を見ることができます。また、バルデヨフ(Bardejov)はポーランド国境に近く、温泉が近くにあります。世界文化遺産の指定を受けた中世の町並みが保存された美しい町です。
プレショフの旧市街は、マサコヴァ(Masrykova)通りを中心に展開されます。カトリック、ギリシャ正教、ウクライナ正教、プロテスタント、ユダヤ教のそれぞれの教会が並んでいます。聖ミクラーシュ(Kostolsv.Mikulasa)教会、フランシスコ(Frantiskansky)教会、聖ジョン・バプティスト(Chram sv.Jana Krastilela)教会などが宗教争うことなく共存しています。なかでも聖ミクラーシュ教会はゴシック様式のもので立派です。私はシンゴーグ(Synagoga)に興味がありました。第二次大戦前までユダヤ人は非常に多く数万人も住んでいたのですが、ナチのユダヤ人迫害によって激減。今ではユダヤ人はいません。シナゴーグだけが寂しげに残っています。写真は、プレショプ市庁舎を訪問し、市長との友好的な会見の様子です。
         

     

 

 

Last Updated on 08/20/2006 Created by Takashi SAITO
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