(2006/09/20) 石川教授の名誉博士授与式

doctor honoris causa Presovskej univererzity Prof. Akihiro Ishikawa, PhD.

na slavnostne zasadnutie vedeckej rady Presovskey univerzity v Presove rozsirene o vedecku radu Pedagogockej fakulty Presovskej univerzity Presove

V akademickom roku 2001/2002 bol profesor Ishikawa hostujucim profesorom na Pedagogickej fakulte Presovskej iniverzity v Presove.

2006年9月18日、スロヴァキア共和国プレショフ市にあるPresov大学から石川先生は、名誉博士号を授与されました。その記念式典が市中にある由緒ある劇場において行われました。率直に述べるならば、あたかも戴冠式のような荘厳な出来事でした。

  


これは西欧世界に共通するアカデミーにおける伝統行事なのですが、私にとっては初めての経験ですから実に物珍しい。独特の中世学術者を象徴する衣装を着込み、厳かな伝統に基づきプロトコルが決まっているようです。
ドラムを叩くような音を合図に中世期の衣装を着込んだ一団が行列してきます。その最後部に石川先生は、黒装束と黒い帽子をかぶり、まるでキリスト生誕に駆けつけたあの有名な博士達と同じ格好で登場されました。田舎のオペラ座を思わされる会場の舞台に上り、いよいよ授与式が始まりました。

    

スロヴァキア国歌を起立して、出席者全員で歌います。それから延々と授与に関するスピーチが続き、最後に石川先生がこの授与に対し感謝の言葉を述べ、石川先生の記念講演となりました。約20分に渡り、石川先生の例のごとくウイットに富むお話が次々と続きました。それが実に素晴らしいスロヴァキア語によるものですから、出席者のみなさんはよく理解でき、時には話の内容によるものか爆笑も聞こえました。授与式の後は、祝賀の宴となりました。当日は、プレショフ市の市長を初め多数の来賓があり、これまでの石川先生の業績と人脈の広さを象徴する盛大な宴会となりました。私は、今回の目的である宗教に関する課題に関してプレショフ市におけるカトリック、プロテスタント、ギリシャ・カトリック、スロヴァキア正教会のお歴々と直接話す良き機会を得ることになりました。なお、当日は中央大学から来賓として文学部長の宇野先生が出席されました。

(2006/09/09)在スロヴァキア日本国大使館の歓迎会 

在スロヴァキア日本国大使館において特命全権大使鷲頭 誠大使御夫妻主催による晩餐会に招待されました。私たちは盛装して出席。大使館付きシェフによるご馳走の数々を堪能しました。

       

話題は、わたしたちの調査研究からスロヴァキアと日本との親善に関わる人々の活動、ワインと郷土料理など実に豊かなものでした。
今年度の調査の門出を祝う宴会となりました。大使ご夫妻には深く感謝いたします。

   

 



Last Updated on 08/20/2006 Created by Takashi SAITO
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