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日本の旅  「ご縁の聖地」  出雲神話の旅  2022年5月22日 

   「庭園もまた一幅の絵画である」
創設者「足立全康」の言葉とされる。
足立美術館には5万坪の庭があり、何処をとらえても日本絵画になる。

あまりにも上手く設計された人工庭園なので、自然の風采は少しも感じられない。
美術館のある島根県・安来市は、安来節「どじょうすくい」で有名な場所。
泥臭い安来節のような日本庭園を期待したが、足立美術館は成金趣味の庭園だった。

   
 

  「ご縁の聖地」 
松江市の宍道湖と出雲大社を訪れた。生まれて初めての参拝。
80歳の老夫婦にとり、いかなる「縁結び」を夢見たらよいものか。

「イザナギとイザナミ」によって多くの神々は生まれたという。
アマテラス、ツクヨミ、スサノオなど神話を微かに覚えていた。
昔は天皇制の誕生に繋がる古事記は好きになれなかった。


  神々の男女関係はまるで人間の業
出雲神話は女神の活躍も多く、神々の男女関係はまるで人間の業そのもので生臭い。
妖艶なギリシャ神話によく似たロマンもあるから、なおさら面白い。
東西に共通した神話は、自由奔放で人間的で愉快なエピソードを共有している。
キリスト教や仏教の到来によって神話は滅び、暗黒の厳しい中世が始まった。

神話は古事記として口承で伝えられてきた。
出雲大社は、偶像崇拝の神殿でもない。
経典や聖書もなく、仏像や聖像も一切祭られていない。
仏門者や聖職者もいない。神官と巫女だけである。
しかも神官は神の代理人ではない。
 

  「縁結び」という伝説
ムハマドやイエスなど預言者の存在も認めない。
これでは宗教の成立条件を満たすことはできない。
こんな素朴な神話だけで日本は誕生した。世にも不思議な古事記。
出雲大社の魅力は、「縁結び」という伝説でまとめ上げたことだろう。

  「鳥取砂丘」
但馬は因幡の白兎や霊獣などが舞う大地。海岸に鳥取砂丘が広がっていた。
タクラマカン砂漠やサハラ砂漠と比べるものではないが、鳥取では貴重な観光砂漠なのだ。
 

  三朝温泉と玉造温泉の露天風呂につかり、出雲神話の妄想を楽しんだ。  

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