ガーデニング                        


  私は子供のころから花々が大好きでした。そして緑の山々と海に囲まれた大自然の生活に憧れていました。 母親の影響によるものです。幸いにして小さな自然ですが、毎日囲まれる人生を過ごすことができました。 独断偏見で手作りしたガーデン。多くの人から雑草の生い茂るジャングルと言われています。 

           動画「傘寿の庭に薔薇が咲いた」(約5分)

       (バラの動画と音楽を楽しみながらお読みください)

          


 庭を見れば、住む人の思想が読み取れる

 庭づくりの醍醐味は、精一杯わがままにくつろぎの空間を演出することですね。一日中いても楽しい、自分流の楽しみ方ができる緑の空間です。花々一点に美しさを求めるのではなく、庭の緑とのバランスで全体が絵になるように配置します。 庭を見れば、住む人の思想が読み取れます。

 

 アウトドアリビングは自分で設計しました。どちらかといえば、セピアカラーの渋い色合い。そしてモネの絵のような緑。その中に点在する小さな花々手当り次第、いろいろ植えることはしません。私なりのガーデン・コンセプトがあります。まるでアマゾンの密林のよう。雑草と雑木の森のよう。等々の悪評もありますが、これが私の自然に対する思想、哲学です。緑と花に囲まれる、それだけで私は幸せな気分になれます。

 


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 Natural Garden

イングリッシュガーデンやモネの庭の絵のような緑がまず重要です。植木屋さんの几帳面な手入れ跡が見えているような庭が大嫌いです。基本は、「Natural Garden」で小さな森の中に居るような雰囲気です。目の敵にされる蔦などつるものが這い上がる光景です。

 

 

私のガーデニングは、システム技法の導入で無駄なく効果的なバラや花々の管理です。片瀬山ではバラからビオラまで自作したガーデンアイテムの中で年中咲き誇っています。小さな猫の額のような庭であっても創意工夫で、英国コヅウォルツのような雰囲気を出すことができます。

 動画と音楽「老いらくの薔薇」(2022年5月作成)

   

「クイーンエイコ」は最愛の薔薇になっています。
近づくと、いつもの小言をささやいてくれました。

     "適当な距離にしてくださいね"
     "それが円満な秘訣なの・・"

 

  


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             ガーデン動画と音楽(特集) −−−−→ [読む]

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    私の大好きなガーデニングは「カメの庭」と呼んでいます。 

 


 ● 音楽付きの薔薇の動画をお楽しみください。

(1) 「老いらくの薔薇」(2022年5月作成)
 

  

(2) 「薔薇が咲いた」 (2020年5月作成) 

 

(3)  『薔薇狂騒曲』 (2021年5月作成)

 


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カメの庭  ラベンダーは「紫式部」 2024年3月3日

3月3日はひな祭り。
カメの庭のラベンダー祭りでもある。
ラベンダーの丘のように満開になった。
自家製の赤ワインで祝杯を上げた。
紫色の貴婦人達に囲まれて幸福だ。
ほのかな上品な香りが漂う。

    ラベンダーは「紫式部」に違いない。

手造りしたエクステリアは素朴であるが自己流の風雅といえる。
屋内のテーブルに飾る真っ赤なポピーは老人の怪しげな動きを見つめていた。
深い紫色の成熟したラベンダー貴婦人を口説いている。

   

優雅な香りの紫の熟女のラベンダー。
何故これほどまで強く香り放つのか・・・。
花の部分を指でつまんでみた。
その指の香りを嗅いでみる。

   「あなたを待っています」

紫式部の恋心が込められている。

インテリアとエクステリアの一体化、カメの庭は冬でも自然といつでも一緒。
「紫式部」の平安時代も同じく自然を賛美したのだろう。

    まもなく薔薇のツボミは膨らみ春がやってくる。

    薔薇を愛でるオープンガーデンの準備に頑張ろう !!

   

   我が心、ラベンダー畑にあり。

     一面に咲き誇るラベンダーの丘。
心をさわやかに癒してくれる。

    Splendor in the Lavenders

      「ラベンダーの輝き」

  まもなく薔薇のツボミは膨らみ春がやってくる。

● 「ラベンダーの輝き」と題する動画。
2021年3月作成(約3分)。


 

● ラベンダー関連記事

(1) 「マンションのラベンダー畑」  2023年4月1日

(2) 「我が心、ラベンダー畑にあり」 2022年7月15日

https://saitotac.jp/YTfuranoHokkaido.htm

(3) 『Sweet Smell of Lavenders』  2022年2月

https://saitotac.jp/OntoPage7.htm


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カメの庭  「晩秋のロッキングチェア」  2023年11月8日

 古びたロッキングチェアがテラスに置いてある。
揺り椅子とも言われ、18世紀初頭に登場した。
これは100年前のものだから本物の骨董品である。
栄子の祖父が20世紀初頭にサンフランシスコで購入したという。
座りながらゆらゆらと揺れてリラックスできるのでインテリアとして使ってきた。

 今ではカメの庭でエクステリアとして飾っている。
セピア色にし、古風なガーデンア用椅子の雰囲気にした。
お気に入りの場所になっている。日光浴しながら草花を愛でる。    マンションの小さなガーデンで11月の晩秋を迎えた。
天高く秋の空は広がる。鵠沼は生暖かだ。
中庭の欅の森は黄色になったので秋らしくなった。

ガーデン・アイテムは手造りした素朴なガラクタばかりだ。
葡萄アイビー用の棚はスノコを横にして黒く色を塗った。
トレリスもセピア色にした。エクステリアと洒落て言ってみた。

 ラベンダーは立ち姿が立派である。小さな紫の花を付けだした。
赤いヒューケラと珍しい観葉植物アルテラナン(名称不明)は紫色なので晩秋の彩にピッタリである。 夏の名残のトレニアはピンクと紫の花を大量に咲かせて秋の終わりを告げてくれた。 トレニアは貴婦人の微笑み。デボラ・カーのようで清々しい。
まだまだ元気に咲き誇るのは真っ赤なベコニアである。
カルメンの妖艶な唇のようだ。接吻したくなった。    傘寿老の妄想は続く。哀れな姿であるが欲望は尽きない。
ピンクのトレニアに柔らかく触れて口説く。夕闇は大好きですね !!。
宵闇が迫るカメ庭とガラス窓を介して屋内は明るい。「昼と闇」と対比させた。
「善と悪」、「天国と地獄」、「楽園と失楽園」など独り言を続ける。語彙が乏しい。
カメさん、それセクハラですよ。!!
陽気な黄色のパンジーはゲラゲラと大笑いした。憎たらしい痴女だ。

 晩秋の草木に囲まれて、愚老はヨタヨタと徘徊していた。
名残のバラと草花達から激励されて古老はカリフォルニア・ワインを嗜んでいた。ナパバレーのモンダヴィ(Robert Mondavi )ワイナリーを懐かしんだ。そこは栄子の恩師、長澤先生と偶然に遭遇した暗いケーブ(ワイン樽貯蔵穴)だった。20年前のワイナリーの想い出。

   平和な鵠沼の晩秋


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カメの庭   「クイーンエイコ」  2023年5月5日

  「デビッド・オースチン」の薔薇は夕闇で優雅に微笑んでいた。


オースチンは英国薔薇愛好家でイングリッシュローズの新作を数々創り出した。デビッド・オースチンの「偽バラ」を愛している。カメの庭だけに限定されて咲き誇るバラの名花。植物の品種改良はパテントの対象になるが、突然変異は許される。
家内安全と夫婦円満を祈願するために品種改良されたバラといえる。
デビッド・オースチンの偽バラは傘寿をめでたく迎え豪華な花姿になった。

    (デビッド・オースチンの薔薇は、大輪で幾重にも重なった花びらが特徴)

私は正直に申すならば、「薔薇」にはあまり興味を抱かなかった。
美しく香りが濃厚な花として、こわごわと栽培してきた。

数年前に散歩道でバラの咲き乱れる素敵なお宅の横道を歩いた。
大輪で幾重にも重なった花びら、色合いが豪華な花姿、さらに濃厚な香りがしてきた。 「デビッド・オースチン」と呼ばれるイングリッシュローズであると教えられた。

「バラ」を「薔薇」へと厳かに変え熱愛がはじまった。
数本の高価なデビッド・オースチンを購入した。

     

     (クイーンエイコはプリンセスケイコとプリンセスヨーコを従えている)

「クイーンエイコ」はその中でも最愛の薔薇になっている。
近づくと、いつもの小言をささやいてくれた。苦情にも聞こえる。

     "適当な距離にしてくださいね"
       "それが円満な秘訣なの・・"

隣に咲いている「プリンセスケイコ」「プリンセスヨウコ」はゲラゲラと笑った。 デビッド・オースチンにもこんな下品な薔薇がある。
まるで二人の愚娘のように思えた。

薔薇の園は家族を映し出す自然界のようでもある。
今宵は悪夢が待っている。

  スライド動画(音楽カタリカタリ1分)


https://youtu.be/5spiLla51e8

 

● 薔薇オープンガーデンの総括(傘寿の薔薇)  2023年5月


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カメの庭 「傘寿の庭に薔薇が咲いた」 2023年5月5日 

     "薔薇が咲いた,
      薔薇が咲いた、
       真っ赤な薔薇が、
        寂しかった傘寿の庭に
         薔薇が咲いた"

傘寿の80歳になった。
父親は35歳で亡くなったから二倍以上も生きながらえてきた。

   「老人と薔薇」 
酒臭い80歳の老人と薔薇。
アンマッチ、アンバランスでとても絵にならない。

薔薇に関する知識は、はずかしいくらいに乏しい。
そもそも「薔薇」という漢字を書けないのである。
「バラ」と片仮名で綴れば楽なのだが格好つけて「薔薇」にしている。
薔薇コンプレックスの証といえるだろう。

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満開になり美を競う薔薇は我慢して相手になってくれた。
これでもか、これでもか、近づいてきた。芳醇な香りに魅了された。

デビッド・オースチンの八重咲は上品な姿でせまってきた。
幾重にも重なった花びらがピンク色に染まり今にも抱きつかれそうになった。 妖艶な香りが漂う優雅な時間だ。
薔薇を独り占めにした。薔薇のハーレムになった。

悩ましい真紅の薔薇に誘惑されそうになった。
まるでカルメンの髪を飾る大きな赤い薔薇のようだ。

    「夕暮れが一番綺麗ですね」と
      薔薇貴婦人に尋ねた。


    「今宵は夜通しお付き合いくださいね」と
      口説いてみた。

子供の頃から草花が好きで、自然を小さな遊びの空間に変えてきた。
雑草でも薔薇でも差別なく、何でも愛おしい。

 

   動画「傘寿の庭に薔薇が咲いた」(約5分)


https://www.youtube.com/watch?v=Hc3brlBFYFU

● 薔薇オープンガーデンの総括(傘寿の薔薇)  2023年5月


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「薔薇と夕暮れの灯り」 ミニ薔薇園の物語  2023年4月28日

 夕暮れ時、鎌倉彫のスタンドの灯りを点けてみた。
オレンジ色になった室内はホンワカした優雅な雰囲気になった。
灯を主役にした薔薇と花々は落ち着いた色合いになる。
薔薇の香りが庭一面に漂う。真っ白なジャスミンと香りを争っているようだ。 薔薇とジャスミンは豪華な香りの共演を演じてくれた。
シャネル高級香水のナチュラル版といえるだろう。 

  

妖艶な淑女を伴っているようで興奮した。フェンスに絡まる真紅の薔薇は外に向かってアピールしている。 まるでカルメンの髪を飾る大きな赤い薔薇のようだ。誘惑されそうな悩ましいジプシーの真紅の唇。 ビゼー歌劇の『ハバネラ』の一節をつぶやく。

    L'amour est un oiseau rebelle
      Que nul ne peut apprivoiser

          恋は野の鳥
           誰も手なずけられない、

今宵も、まもなくアラビアンナイトになりハーレムの宴が待っているだろう。 カメの庭は妄想のパラダイスである。

    

     (窓枠を額縁にして庭を眺めた。中庭の欅は新緑になった。)

続き

   鵠沼のマンション庭の物語

 


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 「薔薇の秘密のツボミ」     2023年4月1日

鵠沼の長久保公園は桜が満開だった。春爛漫と紺碧の空。
コンクリートに囲まれ素っ気ないマンションの中庭に春はやって来た。
4月になり薔薇のツボミは生き生きと悩ましく膨らんできた。

  「若さあふれる美」
秘密のツボミの思いやりと励ましに感謝した。
あと一カ月、「我慢と期待」。興奮して眠れない日々が続く。
小さな薔薇園はオープンガーデンの準備で忙しくなる。
薔薇の香りと爛漫の花々。3年のコロナ禍で耐えた会合である。
みんなでワインを飲もう。待ち遠しい再会になるだろう。


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   「マンションのラベンダー畑」  2023年3月25日

ラベンダー畑 ?
それもマンションの小さな庭に ?

築15年になる3階建てのマンションである。
1階は庭付きで、庭は約20畳(34平米メートル)の大きさだ。
バラの鉢植えからローズマリーやブドウまで育て、今ではうっそうと茂っている。

緑が欲しい、わずかでも自然の息吹を日々感じ取りたいという欲望。
ミニ薔薇園からミニ葡萄園まで作ってきた。
超ミニガーデンに歓喜する春がやってきた。

小さなラベンダー畑は紫色一色になった。
ガラス扉に紫色の花姿を映しこんでくれた。
凛々しい立ち姿。首を振っているようだ。
春の日を浴びて喜んでいる。

(小さなマンションにある小さなラベンダー畑。狭い敷地に薔薇園と葡萄園まで作った。)

ほのかな香りがしてくる。
清潔感を感じさせてくれ、心に安らぎをもたらす香り。
青みがかった紫色の花は、心を穏やかにしてくれる。
立ち姿がキリッとした高貴な姿である。

想い出すのは、
北海道の美瑛にある広大なラベンダー畑。
大きな丘一面を埋め尽く紫の丘陵が続く。
思わずため息が出そうなほどの鮮やかだった。

(「我が心、ラベンダー畑にあり」2022年7月に老夫婦は美瑛の丘で80歳を祝った。)

薔薇の花芽が生き生きと伸びている。
まもなく、マンションのミニ薔薇園はオープンするだろう。

続き
(1) 「我が心、ラベンダー畑にあり」 2022年7月15日

https://saitotac.jp/YTfuranoHokkaido.htm

(2) 『Sweet Smell of Lavenders』  2022年2月

https://saitotac.jp/OntoPage7.htm

(3) 「ラベンダーの輝き」   2021年3月

https://saitotac.jp/YTlabender.htm


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 「ローズマリー」は芳香のしずく    2023年1月10日

   真っ青空な冬晴れになった。湘南鵠沼は真冬でも晴天が続く。
   冬の陽ざしが窓越しにいっぱい注いでいる。暖かな2月だ。
   マンションの庭は冬枯れで寂しいが、緑は少し残っている。
   ひなたで昼寝する猫のように怠け姿になり、うたた寝する。

      

「ローズマリー」は緑色の小さな花を付けてくれた。

   「ローズマリー」

その名前の響きが良いので大好だ。真冬でも生き生きした緑。

   「RoseとMary」

ローズは薔薇。マリーは聖母マリア。
二つを組み合わせた名前ではないかと思う。
バラとマリーの組み合わせと解釈してきた。

「rosemary」は女性の名前に用いられる。
上品な淑女をイメージできる。立ち姿が優雅だから。
「ローズマリー」は憧れの名前だった。

ラテン語では「Rosmarinus」と綴る。
それは、ros(露)とmarinus(海の)に由来するという。
ローズマリーは、「海のしずく」を意味する。
なるほど、初めて薔薇と聖母マリアとは無関係であると理解した。

       

地中海沿岸地方原産で、海岸に自生する植物である。
庭のローズマリーは高さ2mほどまで伸びて大きな灌木になった。
10年前は30cmほどの小さな草花の鉢植えだった。
庭の中央で力づよく成長している。こんなに元気に育つとは予想外だった。
湘南海岸近くの鵠沼の潮風が適していたのだろう。

ローズマリーに囲まれていると甘く爽やかな芳香が躰に浸み込む。
眼をとじて、その前に座り込む。貴婦人の足元に居るように悶えた。
香水のように悩ましい噴霧ではなく、清潔で奥ゆかしい香りがする。
寝床にラベンダーとローズマリーを袋に入れると安眠できるだろう。

       

西洋では、葬儀の際に棺の上にローズマリーの小枝をのせるそうだ。縁起が悪い。
永遠の眠りの印としては要らないが、「生命と記憶」という厳粛な印になる。
ローズマリーは花嫁の冠に編み込んだりする。貞淑な処女を想像できるからだ。
私にはもはや花嫁は望めないが、いつまでも女性を讃えて、永遠の精力を望みたい。

「ローズマリー」は、「海のしずく」というよりは、「芳香のしずく」と呼ぶべきだろう。
「ラベンダー」と「ローズマリー」の二つを摘まみ混ぜて香りのカクテルに酔った。

チーズにのせると絶妙の味になった。炒めたジャガイモにも添えた。
真冬の庭はローズマリーの香りで一杯だった。
   赤ワインで乾杯した。  


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 「薔薇のお尻にふれる」 ローズヒップ (rose hip) 2022年10月22日

        お尻の魅力 ?

         
セクハラもどきタイトル。実に「バラハラ」の話である。
         「バラハラ」とは薔薇ハラスメントという意味。
          薔薇のすべてを熱愛するフェッチ・マニアが起す過ちだ。

       

          「薔薇のお尻」は「ローズヒップ (rose hip)」の訳。
          「ローズヒップ 」は、一季咲きの薔薇が秋に付ける果実。
            真っ赤な実一粒ずつに、豊富な栄養分を蓄えている。


「ローズヒップ」は「ビタミンCの爆弾」
レモンの約20倍以上のビタミンCを豊富に含む。
実を乾燥させ種を圧搾するとオイルも抽出できる。
ハーブティーや料理・スキンケアなどに使える。

           華麗な薔薇は、枯れて干からびても宝物を残す。
           花の命は短くとも、薔薇は女王の品格を残す。


湘南平塚の「花菜ガーデン」で「ローズヒップ」にふれてきた。
まるで真っ赤なサクランボのように見えて甘そうだ。摘まんでみた。
「ローズヒップ」は秋らしい色合いで、薔薇園のアクセントになった。

四季咲きの薔薇が秋らしい色彩で豊かに咲いていた。
薔薇美女に囲まれて、ご満悦の一日だった。

             来年こそ薔薇の会を復活させようと、奮起した。


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 軽井沢     『見返り美人』 ギボウシと苔庭  2022年8月10日

  小さな苔庭に「擬宝珠」が咲いた。
  ギボウシと書けば親しみやすい。

まっすぐ伸びた茎は、乙女の細いうなじのようで気品がある。
その優美な茎先に筒状の花をいくつもつける。
ギボウシは、小さな1つの花を1日しか咲かせない。

  花の命は短く、はかない。
  それだからこそ愛おしくなる。

ギボウシは、木陰で涼しげな立ち姿を披露してくれる。
ふと振り向く和服姿を描いた美人画を見ているようだ。
ギボウシの苔庭は『見返り美人』のいる浮世絵になった。

自然のままの苔庭
日陰の山野草を育てたい。地味な里山のような景観にした。
山麓やカラマツの林の中で見つけた山野草を植えた。
出来るだけ自然のままの姿にして、素朴な緑の色彩でまとめた。
野草の葉は、様々な緑色になり緑のグラデーションを楽しめる。

   

     ------->   続きを見る


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              「アナベルとユリ」             2022年6月12日

              薔薇も終わりマンションの小さな庭は寂しくなった。

真っ白いアメリカ・アジサイ「アナベル」が咲きだした。
そして真っすぐに天高く伸びる「スカシユリ」と「黄色いカサブランカ」。
「アナベル」は、すらりとした姿のユリ達を優しく取り囲む。

             

「アナベル」はアメリカアジサイの名前である。
学名は「Hydrangea arborescens ‘Annabelle’」となっている。

      『アナベル・リー』はエドガー・アラン・ポーが残した大好きな詩。

           It was many and many a year ago,
               In a kingdom by the sea,
                  That a maiden there lived whom you may know   
                     By the name of ANNABEL LEE
                         And this maiden she lived with no other thought
                             Than to love and be loved by me.

             昔々のお話
               海のほとりの王国に
                  一人の娘が住んでいた
                     その子の名前はアナベル・リー
                        いつも心に思うのは
                           僕への愛と僕の愛


           2年前(2020年6月)よりもアナベルは真っ白が似合う美女になった。

      --------->      2020年6月のアナベル  

 


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     「テラスの扉を開け放す」 春の日の花と輝く   2022年4月30日

     テラスの扉を開け放す。

              手造りの小さな庭。待ちにまった新緑の春になった。 

                

    "春の日に花と輝く
        うるわしき姿の
           わが心は変わる日なく
              おん身をば慕いて
                 愛はなお緑いろ濃く
                    わが胸に生くべし"


        『春の日の花と輝く』を口笛で吹く。詩の文句で心身とも清くなった。
         母を思い出す歌である。まだ若い母が歌ってくれた讃美歌でもある。

           「The Water is Wide」(広い河の岸辺)
                  スコットランド民謡で新緑と花々を歓待した。

ブドウの小さな芽。楓の淡い緑の葉。癒されるアリッサムの香り。モッコウ薔薇は満開。

真っ赤なクンシラン。紫のラベンダーは冬の名残。振り袖のような紫のパンジー。

下草の紫のアジュガは生き生き。真っ赤な葉のヒューケラ。風知草も負けずに伸びている。

              春の花々は咲き誇る。  健康と幸福に感謝した。

                    動画スライド(4分弱)は下記をクリック願います。

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  「アシュガ(Ajuga)」 緑の袖から花茎を直立   2022年4月

鵠沼マンションの小さな庭、 ガラス扉を開ける。

   
     

  訪れた春の日、花々が咲き乱れる。
     若草は淡い緑から深い緑に変わる。


   「アシュガ」
  緑の袖から花茎が直立した。

背の高いものから低いものへ緑の高低差をつけて配置する。

下草の緑の袖を帯のように植えていく。

狭い空間で奥行きと緑の自然感を演出した。

 小さな緑の袖を大切にして優雅な雰囲気を出すことができる。

 庭づくりの醍醐味は、くつろぎの空間を演出。

自分流の楽しみ方。緑の空間の中で瞑想する。

花々一点に美しさを求めるのではなく、全体が絵になるように配置した。

盆栽のような小さな庭。一日中いても楽しい。

自然がたくさんあれば、私は幸福なのだ。

       
庭は住む人の哲学を読み取れる。

   動画(約3分) 「アシュガとアリッサム」

アシュガに関するコンテンツを見てください。

カメの庭 『グリーンスリーブス』「緑の袖」 幻想の庭  2021年4月
  http://saitotac.jp/YTgreen.htm 


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カメの庭      「アリッサムの甘き香り」       2022年4月

     「Sweet Smell of Alyssum

小さな庭のあちこちに「スイート・アリッサム」が咲いた。
溢れんばかりの細かい白、赤、ピンクの花々が広がる。
小さな花々は、ほのかな甘い香りをただよわせる。  

            

蜜蜂の大好物だから良質のハチミツができる。
ロシア産ハチミツはアリッサムの香りそのものだった。
食いしん坊の昔話。ソビエト時代のことである。
重いビン詰めの粗末なラベルに「Мир」というロシア文字。
ミールは「平和」という意味である。

「スイート・アリッサム」は、控えめながらも奥ゆかしい美しさである。プーシキン美術館で鑑賞したロシア貴婦人のような姿。
 


庭一面が甘い芳香で満ち溢れ、まるでアンナ・カレーニナを同伴しているようだ。彼女は、ロシア人として珍しい黒い瞳の麗人。黒装束で優雅に馬車に座っていた。

モスクワ郊外のдача(ダーチャ)と呼ぶ菜園付き小屋にスイート・アリッサムが群生していた。

        優雅なロシアに戻ってもらいたい。

    花々の春本番がやって来た。平和な鵠沼の日々。

    花々の春本番がやって来た。平和な鵠沼の日々。

   「Мир」を祈願した。

「Sweet Smell of Alyssum」のスライド動画(約2分)。
    音楽は映画『ヒマワリ』のテーマ曲。ピアノ演奏は浦川陽子さんです。お楽しみください。



https://youtu.be/fJWHtikgemg  

 関連するページ

 カメの庭  「ウクライナの栄光と自由はいまだ滅びず」  2022年4月

 論評  悲劇のスラブ民族   "ロシアは恥ずかしい"   2022年3月 


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カメの庭  「インパチェンスのパティオ」   2021年8月

酷暑の夏、日本の高温多湿に適した草花はなかなか見つからない。
真夏の主役となるのは「インパチェンス」ではなかろうか。

インパチェンス(Impatiens)はラテン語で「我慢できない」という意味。
英語では「Impatience」となる。「気が短い」など嫌われものなのか・・・。
ところがインパチェンスは逆に酷暑であっても「我慢して」力強く咲いてくれる。

アフリカ原産の植物なので、古くから「アフリカホウセンカ」とも呼ばれていた。
赤やピンク、そしてオレンジなどの単色だけでなく、八重咲などの花色があり丈夫に育つ。

マンションの小さな庭にインパチェンスのパティオを造ろう !!

パティオと言えばスペイン・アンダルシアの真っ白な壁、
そこに飾られた真っ赤なゼラニュームなどが有名だ。

カメのパティオは緑の壁にした。それは朝顔、夕顔、ヘチマそして熱帯のサンパラソル
さらにハイビスカスなどつる性の草花を絡ませた草花のカーテン。
その上は葡萄棚を被せて、緑のトンネルのような風情にした。
強烈な真夏の陽ざしを遮りインパチェンスのパティオは心地よい緑の隠れ家になった。

朝顔と夕顔、そして西洋朝顔。
ゴーヤの黄色い小さな花々。
赤色に変わるブーゲンビリアの葉。
真っ赤なハイビスカスの大輪。
真っ黒に熟した山葡萄の実を摘まんでみると甘い。

下草に日陰を好む黄色のコリウスや赤いヒューケラを配置した。
緑のジュータンの椅子でうつらうつらして寝言をつぶやく。

「なんとかなるさ」  アスタ マニャーナ 

   Hasta mañana  


動画は下記をクリック。

https://youtu.be/Gmtu349KoaU


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カメの庭 『エルドラド』 緑の黄金郷  2021年8月

真夏8月になり猛暑がやってきた。
マンションの花々は日陰を欲しがっている。

カメの庭は緑の『エルドラド』になった。
エルドラド(El Dorado)とは、スペイン語で南米にある伝説的な地名「黄金郷」を意味する。

葡萄棚に這わせた山葡萄やナイヤガラも大きく伸び、大粒の葡萄の実を付けてくれた。
新たにアーチを設置して、ネットを上に張り巡らした。
緑のトンネルの中で涼しく過ごせる場所を造った。

朝顔、夕顔、ヘチマそして熱帯のサンパラソルやハイビスカスなどつる性の草花を絡ませた。
その周りにはインパチェンスのピンクと真っ赤な花や真っ白な花色を点在させた。
下草に日陰を好む黄色のコリウスや赤いヒューケラを配置した。
緑のカーテンと緑のシェードが完成した。

まるでアマゾン・ジャングルの深い熱帯林のような雰囲気。
インカ帝国征服者「コンキスタドール」が探し求めた
アマゾン河の黄金郷「エルドラド」に居るようだ。

      「緑のエルドラド」は灼熱の太陽を遮り、光を届けてくれる。

動画は下記をクリックして下さい。


https://youtu.be/ScdEO_-jubc

 


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カメの庭 「マンション・ワイナリー物語」   2021年7月

鵠沼の3階建てマンション。20畳程の小さな庭がある。
10年前は何もない砂地の空間だった。

     イングリッシュ・ガーデンを造った。

盆栽のような極小の庭。草花が咲き誇る絵のような楽園。赤い薔薇が葡萄の上で咲き乱れる。マンションの小さな薔薇園。

薔薇の枝と葡萄は仲良く共存している。薔薇が終わると葡萄の季節に変わる。ジャスミンとハニーサックルを這わせる。葡萄と一緒にフェンスを飾る。

大きなガラス窓を庭絵の額縁にした。「モネ」の絵のような緑のキャンバス。  


5本の葡萄の樹を植え付けた。山葡萄を2本、デラウェアを1本。そしてナイアガラを1本。

葡萄は暑さ寒さ、乾燥にも強い。成長を観察すると身も心も癒される。フェンスに這わすと小さな葡萄の葉が綺麗だ。

1本の苗木で300房もの収穫ができる。
果実を食べるよりもワインに加工する。
芽出しや摘心で粒を肥大させる。

剪定や芽かきも試みた。
房をいくつか落とす摘果。
小さなマンション・ワイナリー。

果実の発酵から果汁の熟成まで。一杯のグラスを満たす自家製ワイン。
    ワインを試飲する。

     「優雅な芳香と優しく溶けるような舌触り」

       「薔薇と葡萄酒の日々」


動画は下記をクリック願います。

https://youtu.be/cJOwLs5SlSs


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カメの庭  『薔薇の微笑み』  それは母の微笑み  2021年6月

薔薇の微笑み それは母の微笑み
夏の名残の薔薇が咲いている。亡き母を懐かしく偲ぶ。

薔薇のような麗人だった。
亡き母に捧げるオマージュ

1921年9月16日に生まれた。17歳頃の微笑み。

2019年10月24日に永遠の眠りについた。

98歳という高齢、
天寿をまっとうした。

白薔薇と白百合が大好きだった。白い花々の微笑み。

夏の名残の薔薇
寂しく咲いている

愛しき仲間たちはみな枯れ
赤い薔薇色を照らし返す

近しき花も芽も消え失せた
ただため息をつくばかり



薔薇の微笑み
亡き母に捧げるオマージュ

  約2分の動画です。

https://youtu.be/3668g1umEG0


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カメの庭   「夏の名残の薔薇」    2021年6月

6月は湘南に夏の到来を告げる。
薔薇の咲き誇る姿はまれだ。
夏の名残の薔薇となった。

The Last Rose of Summer
Left blooming alone;
All her lovely companions
Are faded and gone;

No flower of her kindred,
No rosebud is nigh,
To reflect back her blushes,
Or give sigh for sigh!

名残の薔薇
寂しく咲いている
愛しき仲間たちはみな枯れ

赤い薔薇色を照らし返す
近しき花も芽も消え失せた
ただため息をつくばかり

  (詩人トーマス・ムーア)

マンションの小さな薔薇園は閉店。
マンションの小さな葡萄園に変わる。

紫陽花「アナベル」の真っ白な姿を待っている。
山葡萄の花が咲き小さな葡萄の実を付けだした。
9月にはグラス数杯のワインを造ろう。
 

動画は下記をクリック願います。(3分26秒)


https://youtu.be/7hftuTIj8rU


    音声解説付  『マンションの小さな薔薇園』

アフレコによる音声解説付きバージョン。
アフレコとはアフター・レコーディングの略。
撮影後に台詞を別途録音しました。

アフレコ動画は下記をクリック願います。(3分26秒)




https://youtu.be/M5Q50PM44OQ


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カメの庭   『薔薇狂騒曲』    2021年5月


鵠沼の3階建てマンション。
一階に小さな庭がある。
盆栽のような小さな薔薇園。

薔薇に酔いしれる日々。
薔薇狂騒曲を奏でた。

まる裸だった薔薇の枝。
所々に新芽が出てきた。

まだ薔薇のつぼみは硬い。
可憐な乙女のよう。

薔薇の名前などに興味はない。
野中の薔薇であっても大好。

『童は見たり野中の薔薇』

 駆け寄り間近で愛でる。

春の陽ざしを浴びて、
美しい淑女の姿になる。

『葡萄酒と薔薇の日々』

 

 

   約4分間の短い動画です。


 


カメの庭   薔薇の花言葉   2021年5月

5月は満開の薔薇に囲まれ楽園で日々を過ごした。
マンション生活にも慣れ、小さな薔薇園を造った。

薔薇は、世界中で愛される花の女王である。
薔薇のような絶世の美女といわれた
玄宗皇帝の寵姫、『楊貴妃』
カエサルを惑わした、

『クレオパトラ』

楊貴妃やクレオパトラと名付けられた高価な薔薇もある。
お二人の美貌と色香を深紅の薔薇に喩えてみた。
妖艶な香りに心底酔いしれる。

葡萄酒『バローロ』のグラスを片手に持つ。
深遠な味わいで芳醇。ほろ酔いで舌触りも滑らかになる。
さっそく薔薇美女に話しかけてみる。

薔薇の花言葉は数多く見つかる。
葉やつぼみからトゲにまで花言葉が与えられている。

つぼみ 「恋をするには若すぎる」
トゲ 「不幸中の幸い」
葉 「あなたの幸福を祈る」
白い薔薇のつぼみ 「少女時代」

薔薇は種類よりも色合いから花言葉が定められる。

赤い薔薇 「あなたを愛してます」
白い薔薇 「私はあなたにふさわしい」
ピンクの薔薇 「しとやか」
黄色い薔薇 「あなたに恋しています」
青い薔薇 「夢かなう」
満開の薔薇 「私は人妻」

薔薇を贈り物にするには
その本数によって意味が変わる。

1本 「一目ぼれ」 2本 「二人だけ」 3本 「告白」 
6本 「夢中」 7本 「密かな愛」 11本 「最愛」
99本 「永遠の愛」  108本 「プロポーズ」
999本 「何度生まれてもあなたを愛します」

薔薇が咲いた。
 薔薇が咲いた。
  寂しかったカメの庭に
   薔薇が咲いた。

緑の葉は「コロナ禍を頑張れ」と励ましてくれる。
マンションの小さな薔薇園で薔薇に一晩中酔いしれた。

動画(約4分)は下記をクリック願います。

https://youtu.be/GipTUm4vWlY

 


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カメの庭  『グリーンスリーブス』「緑の袖」    2021年4月

      訪れた春の日
         花々が咲き乱れる。


若草は淡い緑から深い緑に変わる。
美しい花の「緑の袖」のようだ。


  
                            「緑の袖」  
                          『グリーンスリーブス』


                        Greensleeves was all my joy
                        Greensleeves was my delight,
                        Greensleeves was my heart of gold,


                        グリーンスリーブスはカメの喜び。
                        グリーンスリーブスはカメの楽しみ。
                        グリーンスリーブスはカメの魂。


鵠沼のマンションで終活を始めた。
まもなく80歳の廃兵。


緑の溢れる庭
緑の袖で自然の景色。

背の高いものから低いものへと、
緑を高低差をつけて配置する。

アシュガ Ajuga
緑の袖から花茎を直立

十二単衣(ジュウニヒトエ)
日本産の緑の袖といえる。

下草の緑の袖を
帯のように植えていく。

狭い空間で奥行きと
緑の自然感を演出した。

小さな緑の袖を大切にして
イングリッシュガーデンを造った。

                        cast me off discourteously
                        And who but my Lady Greensleeves.


                       あなた以外に誰がいるだろうか。
                       側にいるだけでカメは幸せだ。


                         酒と薔薇の日々。

 
                       『Greensleeves』
                           「緑の袖」


   YouTube動画(約3分)は下記をクリック願います。



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カメの庭  「薔薇のつぼみ」    2021年4月

    花吹雪の春がやって来た。
    鵠沼マンションの一室
    小さな庭がある。
    薔薇の手入れをする。

    まる裸だった薔薇の枝。さぞかし寒かっただろう。
    新芽が出てきた。柔らかい芽先を大切に温めてあげた。


    薄緑の葉は真っ赤に変わり、まるで花が咲いたように見える。

    カルメンの唇のような深紅の薔薇にまもなく変身する。

    薔薇をくわえたカルメンに悩殺される至福の日々が始まる。

   
  ギネス・ビールを飲む。
  歌は
O Danny boy

O Danny boy, the pipes, the pipes are calling
From glen to glen and down the mountainside



まだ薔薇のつぼみは硬い。
可憐な処女のようだ。

春の陽ざしを浴びて、
美しい乙女の姿になる。

そして華やかに成熟。
妖艶な香りを醸しだす。
女性の一生を見ている。


 
「薔薇のつぼみ」

   謎の言葉。

オーソン・ウェルズ主演
 映画
市民ケーン

アイルランドの名優、
ショーン・コネリーの姿。


 
映画『薔薇の名前』、
ウンベルト・エーコの小説だった。


もう直ぐ薔薇は満開になる。薔薇の美女たちが押し寄せてくるだろう。 

'Tis I'll be here in sunshine or in shadow
O Danny boy, O Danny boy, I love you so.


ギネスの後は
ピノノワールを愉しんだ。

       『酒と薔薇の日々』  

  アル中の悲惨な物語 なので、こればかりは望まない。

YouTube動画(約2分)  下記をクリック願います。


https://youtu.be/x-_000UD-Ro


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カメの庭      「ラベンダーの輝き」      2021年3月
   
              
我が心、ラベンダー畑にあり。

一面に咲き誇るラベンダーの丘。
心をさわやかに癒してくれる。
ラベンダーの花言葉は「清潔」である。

ラベンダーの小さな庭を作った。

  Splendor in the Lavenders

   「ラベンダーの輝き」

優雅な香りの紫色のラベンダー。
何故これほどまで強く香り放つのか・・・。
花の部分を指でつまんでみた。
その指の香りを嗅いでみる。

    「あなたを待っています」

恋する女性の気持ちが込められている。

       我が心、ラベンダー畑にあり。

  下記はYouTube動画「ラベンダーの輝き」(約3分)です。


カメの庭  「ヒメツルソバ」    鵠沼の晩秋

                 2020年11月

  湘南鵠沼に秋がやってきた。

欅の葉も黄色くなり始めた。
濃厚なピンク色した薔薇が咲いた。

青いトレニアは夏の名残を惜しむ。
ほうき草は真っ赤に色を変えた。

風知草は草原のススキのように黄色くなる。
主役は「ヒメツルソバ」である。

ヒマラヤ原産である。
シェルパのように強健。
秋になると紅葉する。

地面を這うように広がる。
繁殖力から雑草扱いされる。

ヒメツルソバの強健。
ひしひしと感じる。

  ヒメツルソバよ、
   人類にその強健なる
     活力を与えてほしい。


    約2分の動画です。


https://youtu.be/-yYXmA5umAY



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カメの庭  「啄木鳥(きつつき)の訪問」  森の木工職人
                          軽井沢の秋  2020年10月

浅間山に紅葉が始まった。10月末になると山麓の「カラ松」は黄色に変わっていく。「カラ松」に絡まる「ナナカマド」は黄色から赤色に変わる。高原の秋はあっという間にやってきた。
古い巣箱に「啄木鳥」が飛んで来た。

金づちで釘を打ち付けるようにくちばしで巣箱をたたく。
トントンと、まるで木工職人がいるようだ。
この古い巣箱は「ジジュウカラ」のために10年前に作ったものだ。巣箱にもうひとつの入口を作りたいのか。いらぬお節介だ。

啄木鳥は森の世話人ともいわれている。
森の木々のあちこちに穴をあけてくれ、
小鳥やリスなどの絶好の住処を提供してくれる。小穴は巣や餌を隠す場所にもなる。
啄木鳥は大工職人なのだ。

啄木鳥という鳥はいない。キツツキ科という分類名である。木をたたく鳥をまとめてキツツキと呼ぶ。最もよく姿を現すのは「アカゲラ」である。

毎秒およそ20回もの速度でくちばしの先端で木を叩きつける。「木を啄む(ついばむ)鳥」であることから「啄木鳥」という。

啄木鳥のトントンと仕事をする姿は一心不乱。
まるで私の人生のようだ。
いらぬお節介だけで過ごしてきた。
私は哀れな世話役だった。

  約3分間の動画です。望遠撮影のため一部映像に乱れがあります。


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カメの庭  真夏の夕暮れの庭  2020年8月

    真夏の夕暮れは大好きだ。
夕闇の庭を光で演出してみた。
スタンドの光で庭の陰影が鮮やかになる。

   真夏8月は可憐な花は少ない。
ブルーセージは鮮やかな蒼い色になる。
ジャスミンの白い花が雪の見える。
寂し気に咲いてくれた一輪の薔薇。

ラベンダーは夏に弱い。
風知草の白い筋は夕闇のアクセントになる。
山葡萄の小さな実が付きだした。
赤や黄のコリウスは真夏の草花らしい。

インパチェンスの花色は豊富で、多く咲き続ける。
そこで花言葉は、「鮮やかな人」になった。

冷えた白ワイン『シャブリ』を飲みながら、

   「夕方が一番いい時間なんだ」

夕暮れの庭でつぶやく。

約2分の超短編動画です。
 



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                                        カメの庭(FaceBook)2021年総集編    ----->  [ 読む ]

             ガーデン動画と音楽(特集) −−−−→ [読む]

                                        アルスロンガ農園物語 ------>  [  読む ]

 


カメの庭 「ユキノシタ」を愛でる  2020年7月



7月末になり、梅雨明けもまじかだ。
「ユキノシタ」の真っ白な小さな花が咲いた。

「ユキノシタ」を群生させて苔と岩の庭を作った。「雪の下」や「ゆきのした」と書くと和風の花に聞こえる。

湿った岩の間に自生する「ユキノシタ」。
「雪の下」は白い花を雪に見立てたものと言われている。英語で「Strawberry Geranium」と綴る。

花は細い花茎を20p程度に伸ばし、上部に円錐状の小さな花を咲かせる。

フェンスの向こう側は赤松の森。鳥の巣箱を10個作りシジュカラの楽園にした。

山麓やカラマツの林の中で見つけた野草を植えた。野生のギボウシ、一人静、マイズルソウ、チゴユリなど雑多に植えた。出来るだけ自然のままの姿にして地味な緑の色彩でまとめた。


浅間山の夏空に入道雲が湧いてきた。真夏の軽井沢の幕開けだ。

音楽はイタリア・ナポリ歌曲「カタリ・カタリ」(つれない心)のピアノ演奏。

 


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カメの庭  「自然風の日陰の庭を演出する」  2020年7月

日陰の草花や葉っぱのグラデーションを楽しむ。

アジサイ
雨にぬれて美しい。ピンクや青色の花を咲かせる。色々な花色が揃っている。
白い小さな花を付けるアナベルというアジサイは大好きだ。

アナベル
アメリカアジサイの名前である。
学名は「Hydrangea arborescens ‘Annabelle’」となっている。「Annabelle」という名前に昔からこだわりがある。

『アナベル・リー』
「Annabel Lee」は19世紀アメリカの作家エドガー・アラン・ポーが残した有名な詩。

It was many and many a year ago,
In a kingdom by the sea,
That a maiden there lived whom you may know   
By the name of ANNABEL LEE
And this maiden she lived with no other thought
Than to love and be loved by me.


昔々のお話
海のほとりの王国に
一人の娘が住んでいた
その子の名前はアナベル・リー
いつも心に思うのは
僕への愛と僕の愛


7月は自然風の日陰の庭を演出した。
アナベルは見ごたえのある日陰の庭の骨格になった。

音楽はピアノとバイオリン 「Long Long Ago」





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カメの庭  浅間山  黒斑山に登った。  2020年6月
 

外輪山の最高峰
2020年6月10日 初夏
黒斑山(2,404m)に登った。
浅間山(2,568m)外輪山の最高峰。

You raise me up,
so I can stand on mountains;
You raise me up,
to walk on stormy seas;

あなたの励ましで、
山頂に立つこともできる
あなたの力づけで、
荒れすさぶ海もわたろう


生きる勇気を与えてくれる。
この歌詞を励みに登った。

気温28度と異常に蒸し暑く快晴。
朝8時40分に車坂峠を出発した。
イワカガミの華麗な姿。
 


 
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カメの庭  「シジュウカラの巣」   軽井沢の初夏       2020年7月


 久々に浅間山を眺めた。
 かわらぬ雄大な姿に感動した。

     "からまつの林を過ぎて、
      からまつをしみじみと見き。
       からまつはさびしかりけり。
       たびゆくはさびしかりけり。"

          「北原白秋」


浅間山にまつわる歌も大好きだ。     

    "火の山の麓の村よ
      懐かしのふるさと
       花に木に梢の鳥に
        光みてるわが里"

     『そばの花咲く』


「火の山」浅間山を描く素敵な歌詞である。

別荘の前は赤松が点在する雑木林である。
10年前から巣箱を10個作った。
シジュウカラという小鳥の巣のためだ。

草むらに隠れた巣をよく見たら卵みたいなものがあった。
5個の卵を発見。
大きさは1.5pくらい。
ちょっと音を立てると親が来たのかと勘違いして口を大きく開けた。
無事に育ってくれと・・・祈った。

 

  約5分の短いスライド・アルバム(動画)です。音楽は『Water Wide』英国民謡




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カメの庭  「パティオの想いで」  2020年7月

「パティオ」を造った。
やま葡萄が一杯にしげっている。

小さな玄関とガレージがあった。平垣はブロック積にされ白くモルタルが塗られていた。もう40数年前に造られた白い壁面。殺風景な壁面はそのまま変わっていない。
そこに壁庭を造った。洒落て「パティオ」と呼ぶ。


パティオ(Patio)とは、もともとスペイン語。「中庭」あるいは「裏庭」を意味する。
古家の壁庭をパティオと呼んでもおかしくないだろう。手造りのパティオで過ごす日々は後少しになった。
2021年の春になれば古家は取り壊される。湘南藤沢に住み始めて、約50年にもなる。荒れ果てた庭であっても数々の思い出を残すことができた。手塩にかけた壁庭だった。 
喜寿77歳も過ぎてやがて80歳。鵠沼のマンションに引っ越すことにした。
短編のスライド・ショーです。バック・ミュージックは「Shally Garden」。



 
 


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カメの庭  「白百合が咲いた」  2020年6月

白百合が咲き始めた。小さな庭のあちこちに白百合の球根を植えた。10年も経て増え続け100株になった。フェンスを乗り越えて中庭まで群生している。

窓を開けると白百合の香りをいっぱい吸い込める。
白百合は、茎が細いのに花が大きくて風に揺れる。
その揺れ(ユレ)がユリに変わったそうだ。

庭中が真っ白に染まった。
まるで淡雪を付けた草花の庭になった。
一週間前まで薔薇の花々で彩られた庭。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
美少女の歩く姿に例えられる。高貴な貴婦人でもある。
「飾らぬ美」「威厳」「高貴な品性」など花言葉がある。

濃厚な甘い香りがある。妖艶でもあり感性を刺激される。
「秘められた恋」というロマンチックな香も漂う。

1本だけの白百合は「死者に捧げる花」である。それを亡きは母トミに捧げる。短いスライド・ショーです。

 

 

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     オンライン・オープンガーデン 2020年

カメの庭   「薔薇が咲いた」      2020年5月


   "薔薇が咲いた,
     薔薇が咲いた、
      真っ赤な薔薇が、
       寂しかった僕の庭に
        薔薇が咲いた"

今年の薔薇は力強く咲き誇る。残念だが、花々をカメが独り占めにする。みなさんに鑑賞してもらいたかった。そしてワインを一緒に楽しんでもらいたかった。新型コロナ・ウィルスのため外出自粛の毎日が続く。

5月の恒例の薔薇のオープンガーデンはあきらめた。毎年、お仲間のみなさんと楽しんだカメの庭だった。
新型コロナ感染との終わりの見えない闘いが続く。医療従事者の方々の貢献に心から感謝したい。
オンライン・オープンガーデンといえる「カメの庭」の映像です。2020年5月の薔薇の花々をご覧ください。
作品は二点あり、静止画によるスライド・ショーです。音楽は「グリーンスリーブス幻想曲」です。

 

      「オンライン・オープンガーデン 2020年5月」と題する特集

 

    

 マンションの三階から見下ろしたカメの庭。小さい庭であることがよく分かります。 


  

  フェンスに絡まる黄色とピンクのツル薔薇が満開となりました。


          

 

● 「薔薇が咲いた」  (短縮版)


● 寂しかったカメの庭に「薔薇がさいた」 (メッセージ付)  


「オンライン・オープンガーデン 2020年5月」と題する特集もよろしければご覧ください。


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● 2020年5月 鵠沼の庭

5月の鵠沼の庭の全貌を約9分で記録しました。薔薇や草花など庭を状態がわかります。音楽は「Shally Garden」と「Waters Wide」の2曲をバックにしています。 鵠沼の庭の10年前の姿を最後に挿入しました。

 


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アルスロンガ農園        人生の楽園

 アルスロンガとは

   アルスロンガ、ウィータブレウィス

   ( ARSLONGA VITABREVIS )

     「人生は短く、芸技は長い。」

   ラテン語である。

     「怒りの農奴の命は短いが、 怒りの葡萄は長く残る」

アルスロンガ農園は高齢者農業の実験場といえる。 キブツやコルホーズに似た感じもする。ご近所から、怪しげなカルト集団や邪教の集会などとあらぬ疑いの目で見られることも ある。毎月、定期的に集まり、農業に明け暮れて夜は酒盛りを楽しんでいる。世情を憂い、愛国論争もあるが、平均年齢75歳強なのでイデオロギーやアカデミックな論争は過去の遺物。お互いに痴呆を諭し合いながら、介護問題や健康問題を話題にして、ひたすら飲んでいる。(写真左 ひたすら飲む農奴達)  (写真右 豊作を祈願する神事)

 

 

 

 

 

 

        

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「カメの庭」

カメは子供のころから花々が大好きでした。そして緑の山々と海に囲まれた大自然の生活に憧れていました。 母親の影響によるものです。幸いにして小さな自然ですが、毎日囲まれる人生を過ごすことができました。  独断偏見で手作りしたガーデン。多くの人から雑草の生い茂るジャングルと言われています。

 

● 子猫の目線でガーデン巡り 

         2020年4月

盆栽のような小さなカメの庭を徘徊した。子猫の目線で花々を見てくれた。

この子猫、黄色い毛糸の靴下を頭にかぶっている。捨て猫 ?
ぶつぶつ独り言とつぶやく。それも関西弁ではないか。

ちょっとコロナさん、
あんた、最近 世界を飛び回り
えらい人さまに めちゃ迷惑をかけていのやぜ・・・・、
どうゆうつもりや。

可愛らしい子猫の関西弁だった。   

 


    (出典 https://youtu.be/QgE97Smk_6k)


盆栽のような小さな庭
湘南藤沢で自宅の片瀬山に小さな庭を作りました。緑のつたを這わせ、藤棚の下にクリスマスローズや日陰の花々を育てています。次の庭は鵠沼のマンションに作りました。一階の庭付きの部屋でしたから、そこには薔薇を40数本植えました。

 

 

● 5月のそよ風 鵠沼マンションの小さな庭の花々      2015年5月(動画)

美しい日本の自然は深い感動を与えてくれます。その感動の波の中から、常に何かをつかみとり、それを私の研究への足がかりにしようと心がけてきました。 私のガーデニングはシステム技法の導入で無駄なく、効果的なバラや花々の管理です。湘南の片瀬山と鵠沼ではバラからビオラまで自作したガーデンアイテムの中で年中咲き誇っています。    

 


   (出典 https://youtu.be/1ST5lUQ8Bj4)

盆栽のような小さな庭であっても創意工夫で、英国コヅウォルツのような雰囲気を出すことができます。軽井沢では、これまた小さな敷地を周囲の森の緑を勝手に利用して、浅間の溶岩を使い山野草のロックガーデンを作りました。小さな稚児ユリ、野生のギボシ、高山の岩鏡など日陰の草花を植えています。

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● 手造り自然派カメ・ガーデンの花々  2020年4月(静止画)

夕方が一番いい時間なんだ
ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロ氏の『日の名残り』は素晴らしい。その映画化で名優A.ホプキンスが演ずる老執事は一日を一生懸命働いて、「夕方が一番いい時間なんだ」という。私の場合は、ガーデニングの後でお酒が伴いますね。    


  (出典 https://youtu.be/vxEo0SqCi4c)

「空間」とは実体なのか。それとも人間が宇宙を理解する中で生まれた概念なのか。その解明にデモクリトス、エピキュロス、ピタゴラス、プラトンなどの古代の哲学者は生涯を捧げた。アリストテレスからアインシュタインまで数 千年にわたり「空間と時間」は人間の思考の枠組みを与える概念であった。
お経のような独り言ですが、薔薇の手入れで雑草と害虫との闘いには効果的でした。
 

 

 

 


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● 白百合が咲き誇る鵠沼マンション 2017年6月(動画)

自然がたくさんあれば人間は幸福なのです。
太陽いっぱい、外気に触れて、素顔のまま、できたら素っ裸で庭でリラックスしたいと思います。
色鮮やかなアイビーゼラニュームでにぎやかな玄関のパティオ。白壁が思いかけず効果的になりました。窓から緑を楽しむこともなかなかの気分です。   


   (出典 https://youtu.be/ZMWu_COkutM)

自然に時を経てきたものは素晴らしい美しさです。使い込まれたベンチ、アンチーク調の飾り棚。花と緑を育て、それを飾り、収穫したハーブや野菜を食する。そして飲むギネスと赤ワインの美味さ。ガーデンにベンチはつきものです。読書したり、ただボーとしたり、時には哲学とお酒。


 


● 鵠沼の4月 マンション大規模補修工事から回復 2020年4月

モネの絵のような緑

アウトドアリビングは自分で設計しました。どちらかといえば、セピアカラーの渋い色合い。そしてモネの絵のような緑。その中に点在する小さな花々手当り次第、いろいろ植えることはしません。私なりのガーデン・コンセプトがあります。まるでアマゾンの密林のよう。雑草と雑木の森のよう。等々の悪評もありますが、これが私の自然に対する思想、哲学です。緑と花に囲まれる、それだけで私は幸せな気分になれます。

   


(出典 https://youtu.be/XHTv9svfXVE)

庭を見れば、住む人の思想が読み取れる
庭づくりの醍醐味は、精一杯わがままにくつろぎの空間を演出することですね。一日中いても楽しい、自分流の楽しみ方ができる緑の空間です。花々一点に美しさを求めるのではなく、庭の緑とのバランスで全体が絵になるように配置します。 庭を見れば、住む人の思想が読み取れます。                                                                          


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                                        カメの庭(FaceBook)2021年総集編    ----->  [ 読む ]

             ガーデン動画と音楽(特集) −−−−→ [読む]

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   幸せを呼ぶ神の化身とも思われた。

 

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