御 挨 拶                                    

 You raise me up, so I can stand on mountains;   
   You raise me up, to walk on stormy seas;

   あなたの励ましで、山頂に立つこともできる  
     あなたの力づけで、荒れすさぶ海もわたろう
    

           動画「傘寿の庭に薔薇が咲いた」(約5分)

                   

    薔薇の動画と音楽をお楽しみ下さい。小さな庭に咲き誇っています。         


  「癒しのガーデニング」    2025年3月1日

 「戦場の塹壕でも、兵士たちは庭を作っていた。」

  「誰でもみんな、緑の指を持っている」

   「私たちは自分の庭を耕さなければならない」

まず動画でスライド写真と音楽をお楽しみください。約4分です。
「癒しのガーデニング」  (2025年3月作成)

  

窓辺に咲き誇るラベンダーからほのかな香りがしてくる。
ガラス窓越しに冬の庭を眺めると、大きな額縁で飾られた絵画の庭になった。
早春になり、真っ白な小さなジャスミンが満開になり、庭から屋内のランプを眺めた。 ほんわかとしたオレンジ色の光はリビングを照らしている。
ジャスミンとローズマリーの香りは混ざり合いワインのゆうげが楽しみになる。

  

ロッキングチェアで本を読んで一日過ごした。

 『庭仕事の真髄』 (Sue Stuart-Smith著、和田佐規子訳 築地書館、2021年)

「冬の最も厳しい時に、春が再来するという信念に、

    私たちはしがみついてもいい」

戦場の塹壕でも、兵士たちは庭を作っていた。
スコットランドの若き将校は薬莢で花鉢を作り、花を植えた。

  「誰でもみんな、緑の指を持っている」

    「心の庭を耕さなければならない」

ガーデニングは、老い、病、トラウマ、孤独を癒す。

  ささくれ立った心を回復させてくれる。

   

庭を見れば、住む人の思想が読み取れる。

ガーデニングはライフスタイルから人生の方向まで示す哲学である。

私は子供のころから花々が大好きだった。そして緑の山々と海に囲まれた大自然の生活に憧れていた。幸いにして小さな自然であるが、毎日囲まれる人生を過ごすことができた。独断偏見で手作りした小さなガーデン。多くの人から雑草の生い茂るジャングルと酷評されている。

(続き)

 「癒しのガーデニング」    2025年3月1日


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 謹賀新年    年頭の御挨拶 

    世界中に「平和のバラ」を !! 

    2025年1月1日  

           斉藤 孝  栄子

 小さな庭から新年の御挨拶します。
2025年もバラと草花に囲まれたオープンガーデンに頑張ります。
まもなくバラのツボミはふくらみ、春がやって来ます。
それだけで私は幸せな気分になれます。

  「Nice to meet you !!」

 この一言で世界中に友達ができました。老夫婦の世界珍道中は、2024年には10国を訪問できました。「何でも見てやろう」「何でも食べてやろう」「何でも現地に溶け込んでみよう」という体験型旅行でした。トルクメニスタン女性と結婚式、メッカ巡礼服でモスクで礼拝。ブータン民族衣装を着こむと地元民に間違えられました。

 

 

 日本は世界の「平和モデル」

 ロッキングチェアでくつろぎラベンダーの紫の花姿に癒されました。
気分も血圧も平穏になりました。「平和」について考えました。

日本こそが世界の「平和モデル」になるべきです。
平和ボケしている日本と言われていますが、気にすることはありません。
極東で「平和インターナショナル」を叫び続けていきましょう。

   

日本の里山の美しさ、食文化は繊細で美味しい。
下手な英語、謎の微笑みは意外な魅力となります。
欲深くもなく、野心もなく、謙虚な田舎者の日本人。
いつも安全と信頼性を気にかけ、モラルを尊び、やさしい気持を大切にする。
世界中から憧れる平和な日本。

 ガーデニングは、老い、病、孤独を癒します。
造り始めてから20年にもなった自然の空間。小さな敷地を如何にして広く見せるか、苦心しました。 思いついたのは、立体的に草花を配置することです。
絵画になるように見せる細工も重要になりました。造園とはアートです。
文化と芸術、そして哲学。大きな額縁で飾られたナチュラル・ガーデン。
小さな庭は、私のわがままな思想を主張しています。


夕方が一番いい時間
夕暮れは大好きです。
夕闇の庭を光で演出してみました。
スタンドの光で庭の陰影が鮮やかになります。

「平和のバラ」と「バラ色の老後」

 丸裸だったバラの幹に、あちこちに赤い芽が吹き出してきました。
まもなくバラのツボミも膨らむだろう。彼女達の柔らかなトゲに刺さるでしょう。
ササクレタしわくちゃな老人の手には心地よい刺激になります。
ラベンダーやローズマリー、アリッサムとビオラなど美女達に平等に声を掛けながら草花の手入れをしていきます。

    

 私は子供のころから花々が大好きでした。幸いにして小さな自然ですが、毎日囲まれる人生を過ごすことができました。小さなマンションの庭でバラやローズマリー、ラベンダーなど四季折々の草花を育ています。優雅で可憐な花姿を動画で撮影しました。そしてバックグラウンドミュージックを付けて一編の作品を仕上げてみました

「バラ色の老後と平和のバラ」は動画と音楽から、さらに優雅に盛り上がります。       

世界中のどこにでもバラは咲きます。世界中の「平和モデル」は日本です。

「花咲か爺」は、まもなく「平和のバラ」に取り囲まれるでしょう。

  2025年、みなさまの御多幸を祈ります。

                斉藤 孝   栄子


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「82歳の誕生日」        2024年9月6日

9月6日は私の82回目の誕生日でした。
みなさまから私の誕生日を祝うお言葉を頂戴しました。
心から感謝いたします。

1942年9月6日に中国・山東省の青島で生まれました。
82歳になりましたが幸いにして無病息災です。

好物のバスクチーズケーキと紅茶(プリンスオブウェールズ)を楽しみました。
小さなケーキでローソクの飾りもない地味でスッキリした形です。
ささやかな自分だけの誕生日パーティー。断捨離と終活に励む私の気持を表しています。
健康な老人の笑い顔です。庭のパラソルは禿げ上がり光る頭を守ってくれました。

    

「人間の存在」とは病的特質で固められている。
野心・嫉妬・そねみ・復讐・迷信・絶望など人間のうちに宿っている。

これが人間の生きる力(存在)の原動力になっています。
モンテーニュ流の存在論(オントロジ)です。私のオントロジは技術論です。
何も隠すものもない、赤裸々な境地です。悟りの辺境を目指します。
WebSiteで個人情報までもオープンにしました。クラウド空間のデジタル墓標になります。


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 「花咲か爺」      2024年3月

  "おじいちゃん、何しているの "

マンション住人の可愛い女の子から声をかけられた。
花々の中にいる「花咲か爺」の鈍い動きを憐れんでいるようだ。

軽井沢で老夫婦が森の小道を彷徨っていると、
若いベトナム女性から声をかけられたことがあった。
ホテルで皿洗いをして、一生懸命に日本語を勉強中であるという。

  "おじいさん、おばあさん、何処に行くの "

花咲か爺は答えた。

  "おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に"

若きベトナム女性は、この古文をよく理解できなかった。
ニコリと笑い白い歯を見せてくれた。
微笑みが魅力的だった。アオザイ姿を思い浮かべた。
ベトナム旅行に行こうと決めた。

丸裸だったバラの幹に、あちこちに赤い芽が吹き出してきた。
まもなくバラのツボミも膨らむだろう。彼女達の柔らかなトゲに刺さる。
ササクレタしわくちゃな老人の手には心地よい刺激になる。快感だ。
5月になるとバラ熟女たちは強靭なトゲ姿になる。美女の変身は怖い。
ラベンダーやローズマリー、アリッサムとビオラなど美女達に平等に声を掛けながら草花の手入れをしていく。
終活ゴールは、「バラ色の人生」から「バラ色の老後」となるのか、虚しい。

何処にでもバラは咲く。「花咲か爺」は、まもなくバラ美女に取り囲まれるだろう。 薔薇貴婦人のお姿と香りは動画と音楽から、さらに優雅に盛り上がる。

(1) 「老いらくの薔薇」(2022年5月作成) 

  

(2) 「薔薇が咲いた」 (2020年5月作成) 

 

(3)  『薔薇狂騒曲』 (2021年5月作成)

 


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インテリアとエクステリアの一体化  

 小さなマンション部屋に小さな庭が付いている。
小さな居住空間であっても大切にしている。
だが老夫婦の終活の場であり何となく暗い雰囲気でもある。
明るく飾り立て、余生を活性化したいと思った。

 庭から覗いたインテリア。室内から眺めたエクステリア。
どちらも貴重な住み家だから区別なく日々使ってきた。
インテリアとエクステリアを手造りで飾り立てようと計画した。  

 アンチークキャビネットが残っていた。
ガラス扉を開けると8段のガラス板の棚が付いていた。
鎌倉彫の小品を並べた。お宝である亡き母親達の傑作遺品。
その上は西洋人形の焼き物。磨いてガラスキャビネットの上に載せた。
さらにバルセロナの皿、ベローナの人形、ヘレンドの小皿など、
各地で買い求めた飾り物であるがジャンクばかりだ。
スタンド照明で「想い出のショーケース」は光り輝いた。

 

緑の世界、エクステリアは、トレリス周りに白枠を付けた飾り棚を作った。
額縁のようにして中に茶色のヒューケラと果物柄の瀬戸物を飾った。
エクステリア仕事の助っ人は孫「悠真」が来てくれ、ペンキ塗りに励んだ。

インテリアとエクステリアが一体化されて、まるで大きな部屋のようになった。
小さなマンション庭にバラの咲く春がやってくるだろう。


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   世界の「平和モデル」     2023年12月

真っ白な胡蝶蘭を頂戴した。白雪のように純白だ。
紫のラベンダーに囲まれて気品ある貴婦人の立ち姿になった。

ロッキングチェアでくつろぎ胡蝶蘭の花姿に癒された。
純白の美女に話しかけると、気分も血圧も平穏になった。
また、「平和」について考えた。

日本こそが世界の「平和モデル」になるべきだろう。
平和ボケしている日本と言われているが、気にすることはない。
極東で田舎インターナショナルを叫び続けていこう。

  

日本の里山の美しさ、食文化は繊細で美味しい。
下手な英語、謎の微笑みは意外な魅力となる。
欲深くもなく、野心もなく、謙虚な田舎者の日本人。
いつも安全と信頼性を気にかけ、モラルを尊び、やさしい気持を大切にしたい。
顔かたちと姿勢は貧相かもしれないが、堂々としていこう。
これが日本の国際化の技なのだ。

  世界中から憧れる平和な日本。
「平和モデル」として国際化に貢献すべきだ。

 


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 カメとエイコの肖像画    2023年12月

  こんなにも柔和で優しげな髭面なのか。
         80歳傘寿のカメの肖像画である。

 肖像画は、人物の風貌描写を通して、個性や性格を表現するという。
髭と眉毛は真っ白になり顔面に黒い染みが点在している。哀れな老人顔だ。
細い眼は弱弱しく目元は窪んでいる。80歳の壁を超えた苦笑。
横の栄子はあまりにも若々しいので娘のように見える。これは嘘だろう。

 

 この肖像画(ポートレート)は、友人の丸山勝昭さんが描いてくれた。
丸山画伯は大学の後輩になる。工学部出身なので、細かな描写にこだわる。
技術者らしい真面目な作風といえるだろう。オマケとして、二人の真ん中にハートマークを加えてくれた。老夫婦の円満を祈願してくれたのだ。
私が81歳で栄子が80歳になるのに、栄子は小娘のような童顔。丸山画伯は女性の肖像に関して細工が上手い。有難い配慮なのだ。

 

 ポートレート写真の歴史

 可愛らしい2歳の端午の節句の写真、軍帽を頭にカメラを持つ姿。1940年代の中国青島で写された貴重な一枚。そして新潟時代の幼稚園、こんなにも純真な童だった。やがて生意気な大学生になり山旅と女性に熱中した。50歳代の髭無しの顔も見つけた。髭面になったのは60歳代からだった。

古い写真を見つめながら自分史を回顧した。湘南片瀬山と鵠沼に暮らし60年にもなった。温暖な風土は、カメの人格を徐々に変えてくれたようだ。常に微笑みと人々の環、「寛容と仏心」を説くようになった。我ながら薄気味悪い。

 「ラスト・サムライ」という漫画

 アメリカ人の親戚、Jim Hummel は新聞記事のイラストレーターだった。彼が描いたカメの漫画は、鎧を身に着けた「ラスト・サムライ」(映画題名)だった。右手に園芸用の小手を持っている。そして左手にテニスのラケットを握っている。下には花々と左下に富士山を描いていた。カメの大好きな趣味であるガーデニングやテニスをイメージしたのだろう。 髭つらの人相は武者の面構えで、短足がに股。いかにもカメの典型的な姿になっている。

 


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  新しい時間の発見         2023年3月

  「万巻の書を読み、万里の道を行く」 

    好きな漢詩。

     「万巻のSNSを読み、AIの道を行く」

これが現実なのかと嘆く。
ダメダメ・・・、新しい時間を求めようともがく。

年齢を重ねると、新しい刺激が少くなる。
どんな状況でも始められる新しい時間はあるだろうか。

  

   (3月になり陽ざしも暖かくなった。老害かもしれないと、ビオラとラベンダーにつぶやく。)

 

「モンブラン」
大好物の「モンブラン」を前にしてご満悦であった。
アルプスの最高峰「モンブラン」に似せたケーキ。

     

   (このモンブランは大変手が込んで和菓子のようだ。甘さ加減が凄い。感謝した。)

 

モン・ブラン・オ・マロン

栗を用いたクリームが山状にデコレーションされて、
頂上に半分に切ったマロングラッセが置かれている。
絶妙な甘さと香りだ。これは美味しい。

    

   (モンブランには様々なバリエーションがある。積み重ねられたレイヤー。クリームの曲線。)

 

    「Mont Blanc aux marrons」

 

秋の日のヰ゛オロン(ヴィオロン)のためいきの

久々にフランス語を懐かしむ。シャンソンでも聴きたい気分になる。
バカの一つ覚えをフランス語でつぶやく。

   『Chanson d'automne』                

ポール・ヴェルレーヌの「秋の歌(落葉)」という詩。

 Les sanglots longs
  Des violons
   De l'automne
    Blessent mon coeur
     D'une langueur
      Monotone.

       秋の日の
        ヰ゛オロンの
         ためいきの
          ひたぶるに
           身にしみて
            うら悲し。

  上田敏の訳『落葉』も素敵な詩を残している。

1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦、 「The Longest Day」の開始を告げる暗号詩になった。フランス自由軍司令官、ド・ゴール将軍は"Les sanglots longs"を読み上げた。ドイツ軍のロンメル元帥は、それを聴いて、"史上最長の日になる"とつぶやいた。あの映画は、テーマ曲も傑作だった。

      
        (これが本物のMont Blancである。美しい白山だ。)

 

   私のフランス語の暗号詩は、       

         「L'Encyclopedie」

世界最初の百科事典

これは、世界最初の百科事典と呼ばれて、フランスのダランベールとディドロが企画したものだ。 フランス革命に大きな影響を与え、ヴォルテールやルソーらも参画した。

現代の『ウィキペディア(Wikipedia)』の登場に似ている。

その昔、書いた原稿は、「L'Encyclopedie」のインデックサーと呼ぶ仕事に焦点を当てたものだった。図書索引を作成するインデックサーと呼ぶ情報専門職(索引者)の存在を忘れてはならない。 彼らこそ記録情報の専門家の先人であるからだ。
ディドロの協力者であるルイ・ジョクールは、一日14時間も働き、その百科全書の4分の1を執筆したという。
彼はディドロのような創造的な人物ではなかったが、あらゆる書物を読破し、それらを1つの記録として統合する能力を備えていた。 まさにインデックサーが模範とすべき能力の持ち主であった。

  

インデックスとインデックサー
インデックサーの存在は索引の歴史とともに始まる。
索引の起源は古く、ユダヤ教の聖典であるタルム−トや旧約聖書に似たような仕組みを見ることができる。
索引の完成された姿は、16世紀のイタリアにおける聖カルロ修道院における聖書のコンコルダンス(concordance)といわれる。
中世の西欧において聖書は、あたかも現代に不可欠な情報ツール(索引システム)であるデータベースと同じようなもので、 その当時の宗教に関わる知識をラテン語というプログラミング言語によって記録されたものといえる。 そのような聖書を読みこなす修道僧は、今日のシステム・エンジニアやプログラマーに相当したわけである。
修道僧は聖書を写本し、そこから情報を得るために数々の工夫と道具を生み出した。その中で最も傑作といえるものが索引の仕組みである。

         

 (ラベンダーの下に百科事典は無い。)       (ローズマリーの下にインデックスは存在しない。)

学問的好奇心の原点
百科事典は憧れだった。図書館で毎日のように飽きもせずに閲覧する喜び。 20巻にもなるブリタニカ百科事典は世界の知識を分類しているように思えた。 その一巻は独立した索引(インデックス)だった。
インデックスとは何か。その仕組みはどうなっているのか。

  

     (イタリア・ジェノバの郊外の漁村  2020年4月)

誰がインデックスを作るのか。
項目とその分類はどのような体系に基づくのか。

学問的好奇心の原点になり、そこから私の研究人生はスタートした。

愚痴ばかり述べない。時間は限られている。
ひそかな自己満足に浸る時間。
これこそが、新しい時間の発見ではないのか。
有意義な時間を過ごそう。

    「Mont Blanc aux marrons」
    『Chanson d'automne』 
     「L'Encyclopedie」

「モン・ブラン・オ・マロン」の甘い後味に酔った。
今宵は酒抜きで、素面になり真面目に過ごそう。


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 輪廻転生と鳥葬儀式

2020年1月10日、ラサ・ポタラ宮のライトアップを見に行った。極寒1月の夜は冷え切った体中の関節が痛む。海抜3700mのラサは満月だった。チベットのシンボルであるポタラ宮は世界最高所にある世界最大級の宮殿。荘厳な夜のポタラ宮は本当に神々しい。

チベット・アミニズム宗教の信仰形態として特徴的なものは、マニ車、タルチョー(経旗)、鳥葬などが残っている。鳥葬は古代ペルシャ・ゾロアスター教徒と同じものだ。違うのはゾロアスター教では死体は悪魔の住処。それを火を使い火葬するなど火を崇拝するゾロアスター教徒にとりタブーである。死体は放置されてハゲワシの餌になる。インドへ逃げたパーシー教徒は「沈黙の塔」に置きハゲワシに食わせる。

  

チベットの鳥葬の考え方は全く異なる。貰った命を還元する。魂が抜け出た肉体を他の生命ハゲワシに布施として与えることで、 前世の罪を洗い流し天に還る。ハゲワシは魂が去った後の肉体を天へと届ける。鳥葬師により細かく裁断され、骨も石で細かく砕く。これぞ天空チベットの信仰「輪廻転生」である。宗教よりもチベット哲学と呼ぶべきもの。全てを無に戻し再生を願う。戒名や墓地に葬るなどは欲望の証。鳥葬という思想は、私がこれまで抱いてきた世俗邪念を圧倒した。物凄い真理の力をもつチベット信仰に心酔する。まさに「鳥葬」は思想なのだ。  

 


  『はじめにUNIXありき』

春がやって来た。小さな庭でラベンダーは咲き誇っている。

  『はじめにコトバありき』
  In the beginning was the Word


オントロジ、恰好の主題になった。  

  

ギリシア語は「λογος」(ロゴス)。

     『はじめにロゴスありき』
      εν αρχη ην ο λογος、

     『はじめにUNIXありき』

神業のようなUNIX
UNIXは、マルチユーザとマルチタスクを処理する。
「マルチユーザ」は、数名(ユーザ)の要求を一斉にサービス。
「マルチタスク」は、異なるタスク(注文)を同時処理。

    

OSという「頭脳」
アンドロイド(Android) は、今やスマホ世界で有名である。
GoogleやGalaxyなどスマホに搭載されているOS。
パソコン向けOSには、WindowsやMacOSなどが知られている。

全てはUNIXから始まった。
OSは、Operating Systemの略で車のエンジンのようにコンピュータを動かす。

OSの中核はUNIXに基づいている。

  

    (トリックアート。これはAIによって生成されるフェイク画像といえる。)

プロトコルとインターネット
UNIXは、インターネットの基本であるプロトコルを与えてくれた。ネット(LAN)の連合網、その規約を「プロトコル」と呼ぶ。インターネットのプロトコルは、「TCP/IP」である。

インターネットの生みの親 UNIXは『バベルの塔』を実現した。
インターネットはデジタル世界を統一できた。

デジタル世界に「ロゴス」は存在できるのか。
ラベンダー畑でオントロジをつぶやいた。

 


「概念理論への回帰」

 ある記録情報学者の足跡  2012年 退職記念講演より

これは斉藤の個人史であり、私的な研究の足跡を綴ったものである。このような雑文を最後にして足跡を滅し去って跡を残したくはないという願いもある。わが身を振り返るとかつて瞼に浮かんだ未来の姿が形を整えた。

この歳になりようやく私が経てきた人生の時間が見えてきた。まだ生臭く欲深さが残る。ありのままの自分を受け入れることの難しさを痛覚する。

 

人生80年とすれば残された時間はあと10年。そこにあるのは老いと死だけである。もはや研究生活などありえないだろう。何をやりたかったのか。哲学だったのか。私は自身の教養の確立という目的のため、哲学に源流を求めた。もしかして歴史だったかもしれない。図書館の歴史、情報の歴史、知識の歴史など、歴史そのものではなく歴史にみる情報だったのか。(中央大学名誉教授)


   『レッサンピリリー』   

レッサンピリリーはネパールの素朴な民謡です。
原曲は、ポカラ地方でラマ教の祈りのために歌われていたそうです。 

Resham firiri, resham firiri

Udera jaunkee
dandaa ma bhanjyang
Resham firiri

レッサンピリリー、レッサンピリリー
ウーレラジャンキー
ダーラマバッサン
レッサンピリリー

この詩が意味することは、



My heart is fluttering like silk in the wind
I cannot decide whether to fly or sit on the hilltop
To the dog-it’s puppy, puppy, to the cat-it’s meow meow
Our love is-waiting at the crossroads.


12年前の2010年晩秋11月、ネパールに出かけてエベレスト街道をトレッキングしました。 その道順は、タンボチェ(3867m)、パンボチェ(3901m)、ペリチェ(4215m)、トゥクラ(4593m)、ロブジェ(4930m)、ゴラクシェブそしてゴールはカラパタール(5545m)でした。
渓谷を流れるドオドコシ川はエベレストの氷河を源流とする川で、急流を吊り橋で数回渡りました。 進むにつれて酸素が半分となり高山病の対策は重要でした。

 
     (雪原は果てし無く続き雲海と交わった)

高地に住むチベット人やシェルパ族にとって普段の生活の道ですから、多くの村々が点在し子供たちは学校に行き、人々はラマ教に帰依する信仰深い穏やかな生活をおくっています。 日本人にも馴染めるチベット仏教(ラマ教)です。彼らの顔は日本人とそっくりでした。
そして何処でも聞こえる唄は「レッサンピリリー」の歌声でした。

 
神々のヒマラヤの荘厳な峰々の姿こそ想い出を飾る最高の記念になりました。

ヒマラヤとチベット世界に平和を祈ります。
人種、文化、宗教など多様性を大切に守るネパールに幸あれ・・・。

下記の動画をクリック(「レッサンピリリー」の歌声)

 


  「知の寝床」

厳冬期の知床。
老夫婦は、流氷の見物と北の魚貝料理を求めて知床にやって来た。
流氷によってオホーツク海は真っ白な陸地のように変貌していた。

  知床の岬に はまなすの咲くころ
    思い出しておくれ 俺たちの事を
     飲んで騒いで 丘にのぼれば
       はるかクナシリに 白夜は明ける


知床の大自然の情景が目の前に広がるような『知床旅情』の歌詞。
有名な森繁節である。その昔に仲間とよく合唱した大好きな曲である。
森繫久彌が演じた映画『地の涯に生きるもの』は、知床半島の番屋で孤独に生きる老人の物語だった。

流氷の白い海原
どこから海が始まるのかサッパリ分からない。オホーツク海は流氷で真っ白な海原になっている。砂浜を過ぎると波打ち際から流氷の塊がびっしりと詰まっている。遥か水平線、空と海が出会う場所まで流氷の海原が続く。まるで白い北極圏の氷山を砕いて平らに並べたみたい。樺太(サハリン)まで流氷の上を歩いて行けそうだ。

『ガリンコ号』
紋別港から砕氷観光船『ガリンコ号』に乗船してオホーツク海に出た。
ガリンコ号は先頭に付いているドリルのような砕氷器で流氷を砕いて前進する。面白い仕組みである。砕氷艦は、南極観測船『宗谷』のように分厚い鋼鉄で船体が造られ、先頭が鋭い刃物のようなっている。『ガリンコ号』は、ミシシッピ川の大きな水車を回して進行するショーボートのような砕氷観光船なのだ。

オホーツク文化
昔のツングース系先住民は、もしかしてシベリア大陸から流氷群をつたわり蝦夷地にたどり着き、先住民のアイヌ民族と出会った。そして独特のオホーツク文化を作り上げたのだろう。知床博物館の展示物から想像してみた。白銀に輝く海原を見つめながら、北方文化の交流は、流氷がもたらしたに違いない。

「はるかクナシリに 白夜は明ける」
羅臼から真っ白な国後島の山々を遠望できた。ロシアによって不法占領されているクナシリとエトロフなど北方4島。対岸から海を挟んで毎日見ている島民にとり、さぞかし悔しいことだろう。オジロワシは国境の海原に舞っていた。羅臼港では知床ネイチャークルーズ船に乗船した。越冬中のオオワシとオジロワシを観察するためである。オジロワシは、羅臼沖にいる魚類を求めてやってくる。スケソウダラ漁船に集まって悠然と飛んでいた。

センチメンタルジャーニー
知床の大自然は真っ白に光輝いていた。半島付け根の斜里岳から海別岳、遠音別岳そして羅臼岳までも遠望できた。遠い昔、60年前の夏。山友達と二人で知床峠と羅臼岳をさまよったことがあった。
毎晩、小さなテントの中でヒグマを怖がりながら、アブに刺されながら過ごした山旅だった。あの時、麓で出会った出版社の記者とカメラマンの手助けをして、大きな荷物を背負い上げた。たしか「主婦の友」という雑誌社の二人だった。編集者が学友の姉上であることを知って大喜びした。


知床は「知の寝床」
知床の語源は知らないが、「知の寝床」と考えた。この「知」とは、流氷から生まれた大自然の連鎖システムといえる。
流氷は、オホーツク海で形成される。この海原は、地図をよく見ると巨大な湾の中にある。西はシベリア大陸、北にカムチャッカ半島、その下に樺太(サハリン)、東は千島列島がつらなりオホーツク海を取り囲むようになっている。シベリア沿海州の大河、アムール川(黒竜江)の淡水が流れ込む。オホーツク海は、アムール川の淡水で薄められて塩分濃度は低くなる。それによって表層が寒気で凍って流氷が生まれる。

流氷の「知」すなわち「大自然の連鎖システム」は、ここから始まる。


流氷は、2月から樺太海流に乗って南下し、低温で塩分が濃い層が豊かな栄養を知床周辺海域へと広げる。流氷の中にはリンや窒素を養分とする植物プランクトン(珪藻類)が成長する。

春になって流氷が解け始めると、大繁殖する。これをえさとする動物プランクトンが大発生して魚の餌となる。その魚群を求めてアザラシ、トド、シャチなどの海獣が集まる。
海で育ったサケやマスは産卵のために知床の川に上り、そこでヒグマなどのえさになる。

流氷は風や潮の流れで激しく揺れて沿岸の海藻を削り取り、浅瀬の岩場にコンブの森が形成される。
これらを餌にするヒグマやエゾシカなどの大型動物が非常に多く生息する。
動植物の多様性や希少動物の生息も知床の特徴である。

 
知床は、「大自然の連鎖システム」という「知」の寝床(揺り籠)なのだ。
  

 

 


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  認知症予備役

私は82歳の後期高齢者、しかも認知症予備役といえる情けない老人です。ささやかな過去の栄光だけで余生を過ごしております。全ての内容は「はったり」や「カラ元気」による老人特有の虚ろな盲動によるものばかりです。宜しくご容赦願います。 

 

葡萄の美酒、夜行の杯、

飲まんと欲すれば、琵琶馬上に催す。

 酔うて砂上に臥すとも

  君笑うことなかれ。  [涼州詞]

   

 

 

 

      人間の完成は理性の完成であり、

     哲学こそが人間を神に導く。

      

 

 

   

 目が覚めたら腹が減っていた。

 底知れない知識を持っていた。

 知らないという言葉を知らなかった。

 若いころには放浪ばかりしていた。

 幸せを呼ぶ神の化身とも思われた。

                                            (カメ・アバターの独り言)                 


   カメ・アバター

このWebサイトは斉藤孝という人物をデジタル世界の中にアバター化したものです。そのアバターの実際像として池の底、泥の寝床から抜け出してきたカメの姿を描いてください。ところでアバター(Avator)の語源はヒンドゥー教の神の化身のことです。デジタル世界では利用者の分身を意味します。このWebサイトでは斉藤孝の分身「カメ・アバター」のことです。カメ・アバターは漫画風にデフォルメされた姿形として描かれていませんが、カメは、長寿、金運、幸福を呼ぶ神の化身と思われています。

    

カメ・アバターは斉藤孝という人物のプロフィール、趣味、ライフスタイル、意見、紀行、さらに個人史などプライバシーまで恥ずかしくもなく証言しています。


 姓名をよく見ると「」が「」など異なっています。

私の名前は斉藤孝です。同姓同名の人々はマスコミでご活躍の教育者からスポーツ選手まで多数知られていますから度々勘違いされます。写真を見ると髭つらで人相が悪い。これは偽者でないのか。
姓名をよく見ると「
」が「」など異なっています。

 

    

    (ニュージーランドMt.クックの氷河にセスナは着陸した。2019年4月)

「サイトウ」「Saito」「タカシ」は実に平凡な名前なのです。写真は親戚のアメリカ人漫画家が描いた私のプロフィールです。鎧を身に着けたサムライ姿です。右手に園芸用の小手を持っています。そして左手にテニスのラケットを握っています。下には花々と左下に富士山を描いています。私の大好きな趣味であるガーデニングやテニスをイメージしたのでしょう。髭つらの人相は武者の面構え、短足でがに股なのはいかにも日本人の典型的な姿。これがアメリカ人から見た斉藤孝のプロフィールなのでしょう。

       カメのプロフィールを読む  ---->  [  プロフィール  ]


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 世界はアルゴリズムで出来ている

    

 

 ユビキタスは、アルゴリズムという人間の記号化だけではなく世界の記号化を行う。記号化とはアルゴリズムのことであり、ユビキタスに対し記号を操作する意味を伝える。 ライプニッツは、0と1だけから知的宇宙全体を構築できると唱えた。コンピュータが0と1だけのビッ トにより情報処理を行い、人工知能のように 知識を表現できるとなると、ライプニッツの主張は空想とはいえない。

 

彼の夢は、科学、法律から政治まで、人間の抱えるあらゆる問題を理性的、体系的に、そして論理演算によって処理する普遍的方法を確立することだった。人間の思考を記号で表し、機械的に処理することは歴史上の哲学者や数学者の夢である。 

 


 

機械は考える                         

 ライプニッツは、空想のコンピュータを 組み立て、この世界に関する 真理が体系化される普遍的な書記法で書かれた記号言語を思い描き、概念のリスト、つまり記号の機械的操作だけであらゆる問題に決着をつけてしまうアルゴリズムを創造 した。そして後世になりアラン・チューリング(A.Turing)などの哲学者・数学者はアルゴリズムの 数学的定義を提示した。

 

    

 

チューリングは、心を使わない計算とされたアルゴリズムに 反対した「機械は考える」という仮説を示し、それを実証するチューリング・テストを試みた。現代のアルゴリズム の解釈は、すべての問題を解く、有限個の操作からなる手続きである。ライプニッツの予言どおり、 現代ではアルゴリズムを記述したプログラムにしたがって作業を行うコンピュータが登場し、アルゴ リズムが社会にとってもつ重要性は飛躍的に増大している。

 


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オントロジ                   

   鵠沼海岸で初雪
 2022年の新年は真冬の鵠沼海岸にいました。江の島を望む相模湾は波もなく静かでした。暗雲に包まれて初雪を感じました。遥か彼方に伊豆大島がよく見え、波打ち際にサーファーが寒さに震えながら泳いでいました。

      

 真冬1月になると花々は少なく、庭は寂しくなります。それでも寒さに耐えて咲いてくれる花々があります。殺風景な庭は黄色のビオラで賑やかになりました。ビオラはスミレの仲間。大柄の花をつけるパンジーよりも可愛らしい。しかも寒さにも負けず健気に咲いてくれます。小さな黄色のビオラだけが「オントロジの庭」で咲き誇っています。愛らしいビオラにオントロジをつぶやきました。

  オントロジとは ?

   オントロジとは、何でしょうか ?
      聞いたこともないコトバですね・・・。


ギリシャ語で「οντολογία」と綴り、英語では「Ontology」と表記されます。
ギリシャ哲学に起源がある「存在論」という学問領域です。
ところで「存在論」と言われても ?、もともと哲学は嫌いだったので。
難しく考えないで、存在論とは「アイデンティティ」を問う哲学と理解してください。

  

   (バルセロナ・サクラダファミリアのライトアップ夜景    2018年3月)

「Identity」、それは自分とは一体何者なのか、若者は、いつまでも自問続けます。
若き乙女もロマンを夢見、若きウェルテルの悩み、ハムレットも「生か、死か、それが疑問だ」と模索しました。若者は麻疹に罹ったように熱中し自分探しの旅に出る。これらは立派な「存在論」といえます。

  

  「概念の庭」
 カメのオントロジとは、「概念の庭」のことです。
では、「概念」とは、よく聞くコトバですが厳かで肩ぐるしい意味になります。簡単に言えば、カメの流儀や考え方、思想などライフスタイルのことです。
「カメのライフスタイル」と言えば良いのに、少しばかり気取って「オントロジの庭」と呼ぶことにしました。

自然と草花を愛でながらオントロジを再考し、2022年を穏やかに過ごします。

      オントロジの庭は連載です。   続く

バックナンバー        | その1 | その2 | その3 | その4 | その5 | その6 | その7 | その8 | その9 | その10 | 

 


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「定常型社会」

 日本人は自分の荷物を席に置いたままトイレに立つ。周囲の人を信じている 「まるで馬鹿」です。 しかし、これはいかにも日本人らしくて素晴らしいことです。規則を重んじ、他人を尊重するからこそ、自分の目先の利益だけを求めることをしない。小賢しく立ち振る舞わねばやっていけない日本ではないはずです。品格で頑張りましょう。
不便をこよなく愛したいのですが、日本は何処にいても自動販売機が並ぶという奇跡の国。人口減で不便でもアルカディアを夢見ています。

    

    (アルゼンチンとブラジルそしてパラグァイの国境にまたがるイグアスの滝)

感銘を受けたのは広井良典が提唱する「定常型社会」という構想。定常型社会とは人口と経済の成長が限界に達した社会のことです。一切の成長を断念してあえて生産の膨張をこれ以上求めない社会でもあります。これまでの経済の持続可能成長論では資源枯渇と環境破壊、そして貧富の差が拡大するだけ です。日本は豊かな田園が広がりますから、そこに大きな家と庭や畑を持ち、最先端のITを活用できる定常型社会も可能です。 

  

 

 夕方が一番いい時間                                         

ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロ氏の『
日の名残り』は素晴らしい内容だった。 その映画化で名優A.ホプキンスが演ずる老執事は一日を一生懸命働いて、
   「夕方が一番いい時間なんだ」という。

カメの場合は、ガーデニングの後でワインが伴う。


新型コロナ・ウィルスのため外出自粛の毎日が続く。5月の薔薇のオープンガーデンはあきらめた。
皮肉なことに今年の薔薇は力ずよく咲き誇るだろう。残念だが、花々はカメの独り占めになる。

自然に時を経てきたものは美しい。使い込まれたベンチ、アンチーク調の手造りした飾り棚。
花と緑を育て、それを飾り、収穫したハーブや野菜を食する。
そして飲むギネス・ビールと赤ワインの美味さ。
ガーデンにベンチはつきものである。読書したり、ただボーとしたり、時には哲学。

       

カメと呼ばれた男

富山県の神通川は飛騨では高原川となり、その支流の蒲田川は笠ケ岳と槍ヶ岳を源流とする。富山市は神通川と常願寺川に挟まれている。常願寺川の源流は「称名の滝」。地鉄(富山地方鉄道)の有峰口から入ると、「亀谷温泉」がある。亀谷一族の発祥の地である。これこそカメの本当の故郷。「Turtule Valley」、先祖は地侍あるいは山賊だった。カメは小学校5年生まで富山市の爺様宅で暮らしたので、カメのルーツにこだわっていた。カメの「鮎の塩焼き」は神通川のものであり亀谷の川で育ったものだけである。

---->  亀谷家のファミリーヒストリー  KameFamily.pdf (saitotac.jp)


「空間」とは実体なのか。それとも人間が宇宙を理解する中で生まれた概念なのか。
その解明にデモクリトス、エピキュロス、ピタゴラス、プラトンなどの古代の哲学者は生涯を捧げた。
アリストテレスからアインシュタインまで数 千年にわたり「空間と時間」は人間の思考の枠組みを与える概念であった。


カメの概念論である。お経のような独り言を繰り返す。
薔薇の手入れで雑草と害虫との闘いには効果的である。

エクステリアは自分で設計した。どちらかといえば、セピアカラーの渋い色合い。そして「モネの絵」のような緑。
まるでアマゾンの密林のよう。雑草と雑木の森のよう。悪評もあるが、これが私の自然に対する哲学である。緑と花に囲まれる、それだけで私は幸せな気分になれる。
 


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 傘寿と金婚式

2019年9月6日は77歳の誕生日になり、俗にいう「喜寿」です。私の父親は35歳の若さで亡くなっていますから、ここまで生きていることに心底感謝しています。

  

そして結婚したのは1969年11月9日ですから結婚50年目の節目になります。二人で密かに金婚式の真似事を楽しみま した。 2024年9月6日になり82歳(傘寿)となりました。デジタル社会に遅れることなくついていくことに焦っています。

 


 電子書籍                      

大好きなガーデニングに励み、「花咲か爺」と呼ばれています。パソコン修理、大工、庭仕事、便利屋などの合間、海山自然の中を歩きまわった平穏な一年でした。  

       

(ディドロとダラベールの「L'Encyclopedie」は紙の冊子だった。羊皮の表紙で製本されていた。その豪華な存在は人類の知識を誇らしげに示してくれた。今では「失われた紙の文化」となった。あらゆるものがデジタル世界に吸収された。)

あらゆるメディアが電子化されていくデジタルメディアの世紀の真っただ中にいます。紙を使う書籍は電子書籍に変身し、文字を有する社会では書籍を読むことは教養とされますが、はたして電子書籍でも教養は変わらないものなのか。



 


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 空間と時間」

 「空間」とは実体なのか。それとも人間が宇宙を理解する中で生まれた概念なのか。その解明にデモクリトス、エピキュロス、ピタゴラス、プラトンなどの古代の哲学者は生涯を捧げた。アリストテレスからアインシュタインまで数 千年にわたり「空間と時間」は人間の思考の枠組みを与える概念であった。 

 

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  元発泡酒教授

 本物が忘れ去られて偽物が、それに取って代わるのが無法なIT時代です。発泡酒のような大学と教授が増えてきました。私もその一員の元発泡酒教授かもしれません。年金という捨扶持が支給されますが、大学勤務時代は携帯脳学生を厳しく一喝教育しました。テニスもお酒も弱くなり、涙もろくなりました。 まさに愛情乞食であることを自覚しています。

 

 私は、1964年に初めてコンピュータに触れて、プログラム言語に陶酔し、その進化に夢をふくらませて企業に就職した。そこで情報システムの開発を経験した後に大学教員として教育研究を始めた。教員を始めた当初、大学の使命は、教育と研究にあることを十分に認識していたのであるが、研究について軽く考えて、教育だけに熱中していた。

当時の私は、ICT企業のシステム・エンジニアとしての現場経験、それに基づく情報教育を大学から求められたことに有頂天になっていた。それまでの私の教育は、企業経験という過去の物語を切り売りしていただけだった。発泡酒教授で終わるべきだったが光栄なことに名誉教授という称号を頂戴できた。

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  概念理論

昔の仕事の話で恐縮ですが、私の専門は図書館学や情報学、また情報哲学やオントロジ(概念理論)と呼ばれるものです。一言でいえば分類学です。

分類は知識の結晶であり、分類化の知的プロセスには、「わかる」とは「分ける」というオントロジから始まる人類の知識の獲得・表現の歴史が刻み込まれています。分類により知識は体系化されました。12世紀以降に西欧各地で創設された大学は、アリストテレス以来の「リベラル・アーツ」を基にしてカリキュラムを決めました。すなわち、「文法学」、「修辞学」、「論理学」という基本の3学科に加え「算術」、「幾何学」、「天文学」、「音楽」によって構成される「自由7学科」(リベラル・アーツ)です。この自由とは、自由人のことであり、自由人にとって必要不可欠な学問を意味します。

  

    (ヨルダンのペトラ遺跡  2019年6月)

当時、技術や工学はリベラル・アーツに含まれない奴隷の技法とされていました。その理由はどうやらオントロジ(抽象化能力)が無いからと思われます。奴隷にとってオントロジを考える優雅な時間はもてなかったのです。21世紀は、ユビキタス情報化社会といわれる。私が危惧をいだくことは、許容量を越えて爆発するような情報空間の中で、人々は日夜仕事や遊びに追われ、奴隷のように過ごすことでオントロジを忘れてしまうことです。

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「青春の詩」  

   

 "Youth is not a time of life; it is a state of mind"

 青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。

  薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、

   たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。

 これはサミュエル・ウルマン(Samuel Ullman)の「青春の詩」の一節です。確かに後期高齢者にとり励みになる内容です。 

 

 ボッティチェリの

  『プリマヴェーラ』


  困ったのは「薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく」という部分に違和感が残っていることです。3月にフィレンツェのウッフィツィ美術館に早朝一番に入館して、大好きなボッティチェリの『プリマヴェーラ』を夫婦で独り占めできました。テーマは「愛」。中央に、位置を高くして君臨しているのは、愛の女神ヴィーナスですね。 『ヴィーナスの誕生』のヴィーナスと比べると、衣装を身に着け、慎み深い姿です。素敵なのは、透けるような白色のドレスを着用した妖艶な女性が描かれていることです。半透明のドレスをまとい踊る三人の女性は、左は「愛欲」、中央は「純潔」、右が「愛」の女神だそうです。 しなやかな肢体の三人の女神に「ゆたかな想像力、炎える情熱」を感じます。
       

 

 

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 古いアルバムの整理

 

古いアルバムの整理をし、デジタル化していましたら、55年前の母親と私が写っている素敵な一枚を見つけました。それは卒業式の写真で母親トミは45歳で私は24歳の青年でした。美人の母親の姿に魅了されました。あの頃の母親と一緒に多くの写真を撮っておけばよかったと悔やんでいます。いつまでもマザコンですね。

   破れたリックサック

 1942年9月6日に中国の青島で生まれました。1946年になり敗戦後の焼土と化した日本に引き揚げてきました。小さな私の手は母親にしっかりと握られて、破れたリックサックを背に担いで歩いていました。辿りついた母の実家の富山市はB29の空襲で全市まる焼けでした。焼け焦げた黒いトタン板をよく覚えています。母は激動の戦中・戦後を生き抜き、一人息子の私を育てました。

                  

 母は負けん気で我儘な私の性格をあたたかく見守り、個性を大切にしてくれました。母子家庭でしたから父親に代わる厳しさはありました。
転校を繰り返した小学校時代は授業参観日でもない普通の日に、母は廊下に立ち、教室内を見つめていました。美しい毅然とした立ち姿でした。
この母のためには頑張らなくてはいけない、母を是非とも喜ばせたい、それが私の励みになりました。

  大学院で励み、研究者になれた、この私のことを誇りにしていました。母は50歳頃の姿ですがスタイルは素敵でした。

   

  天寿をまっとう

母親トミは、2019年10月24日午後3時30分に家族に看取られ、最後に私の目を見つめて手を握ってくれた瞬間、静かに永遠の眠りにつきました。母らしい素晴らしい最期でした。98歳という高齢でありましたので、いわば天寿をまっとうしたと思っております。

歳月は早く流れ去りました。私の誕生を喜んだトミの背中の感覚や懐に大切に抱かれて乳房をまさぐった両手の記憶も全く忘れ去りました。トミは大正、昭和、平成、令和まで激動の時代を98年間も生き抜き、幸福な生涯を送ることができました。一人息子の我儘な私のことをいつも一番に考えてくれる優しい母親でした。

 

私が30歳頃の顔にはタリバン髭もなく50歳頃の母親と似ていると思います。特に、微笑んだ時に見える前歯の並び。もっともっと一生懸命に母親孝行をしてあげたかった。

     弱者になっていく社会

私は2022年9月6日 誕生日に80歳になります。父親は35歳の若さで亡くなっていますから、まるで奇跡のようです。ここまで生きていることに心底感謝しています。強者を装ってきた私 は80歳になりますから介護ホームでお世話になる日もまもなく。超高齢化社会とは、どんな強者も強者のままでは死ねない、弱者になっていく社会であると思います。  


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年頭の御挨拶  2024年1月1日

    「Nice to meet you !!」

 この一言で世界中に友達ができました。

  余生の楽しみは旅先での人々とのふれあいです。

    今年も宜しくお願い申し上げます。

               斉藤 孝  栄子

          https://saitotac.jp/Avindex.htm
saitotac@muse.ocn.ne.jp

                    (QR code はカメラで撮影してください。URLが表示されます。)    

日本の安全神話は一気に吹っ飛びました。

 2024年元旦に発生した能登半島地震。被災者に、心から同情します。そして、 正月2日に羽田空港の航空事故で日本の信頼性も崩れ去りました。
情けなく悔しい気持ちですが、日本にとり貴重な教訓を与えてくれました。
有頂天になり自惚れてはいけませんね。謙虚になりましょう。

世界一は日本でした。愛国者になりました。
2023年の海外旅行の総括感想です。

世界一美味しい料理は日本でした。フレンチ料理やイタリアン料理の味は本場よりも上手の日本。日本酒はワインやシャンペンなど比較にならない銘酒でした。世界一おもてなしの素敵な国は日本です。気配りとひかえめな微笑みは日本の魅力。世界一美人が多い国は日本ですね。柔肌でバランスの取れたスタイルに魅了されました。
安全性と信頼性をいつも気にかけて、何事にも几帳面な日本。そして水洗トイレはとても綺麗です。和風は上品で清潔感がありました。掃除の行き届いた町と家々は何処に行ってもピカピカでした。
緑豊かな山々と清い水が流れる日本。雑草までも繊細で生き生きしています。
そして温泉と穏やかな里山。そこに暮らす素朴で真面目な日本人の姿。
「忘れがたき故郷」、 平和な日本。 世界一日本は祖国でした。

 さて、2024年も引き続き海外の旅は始まります。
果たして、その感想はどうなるでしょうか。今から楽しみです。

混沌として危険で汚い場所を彷徨う。トイレも壊れている国を訪れて、非日常を体験する。
「Nice to meet you !!」
楽しみは旅先での人々とのふれあいです。これこそが旅の醍醐味みですね。
今年も宜しくお願い申し上げます。

  ● ● ● ●

江ノ島の灯台のライトアップです。日没まぢかになり真っ赤な太陽は箱根の山々に沈みました。この時とばかりに富士山は見事なシルエットを表してくれました。 2023年はこれで終わりました。さようなら。

  

2023年1月には美ヶ原で真っ白な銀世界を楽しみました。雪原を進むと雲海まで続けて歩いて行けそうで、天と地が一体になりました。寒かった。

  

2024年の日の出はこんな風景になるでしょう。これは天国に一番近い南の島、ニューカレドニアの想い出の写真です。海の中に建つ小さなコテージでは波の音が一日中優しく聞こえました。 南太平洋の水平線に太陽は昇ろうとしています。2024年の新春を告げる希望の太陽です。世界に平和を !!

  

2024年の春5月は小さなマンションガーデンは薔薇の花々で美しくなります。カメの庭で大好きな花々に囲まれる日々はまもなくやってきます。

  

2024年9月6日誕生日、82歳になります。カメの余生は穏やかな日々が続きます。大学の後輩、丸山勝昭さんが私の肖像画を描いてくれました。若作りのワイフ、栄子の顔も加えてくれました。 これが避けがたい現実の姿です。老いぼれた顔に我ながら恥ずかしくなりました。


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 アーカイブ

 私のホームページのバックナンバーです。40年前のものでお粗末な内容ですがカメという人物が何をやってきたのか、その人物像を理解頂ければ幸いです。

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梅雨空の中でコリウスと蔦の葉が紅葉しました。インパチェンスの白もなかなか綺麗です。ヤマブドウが猛烈な勢いで伸びています。 昔の片瀬山の廃墟のような我が家、壁面に飾る花々でなんとか胡麻化しています。散歩されている近所のみなさまから、「今年の葡萄の出来はいかがですか」と毎朝挨拶されます。花咲か爺にとり至福の一時で した。

(写真左) 玄関壁面の紅葉

(写真右) 関ケ原の戦いのジオラマを作る

自然の庭や山里、さらに浅間山や北アルプス白馬などの地図模型を紙粘土を用いて作ることが大好きです。紙の地図に描かれた等高線から山や谷の高低差を紙粘土で表していきます。河川と道路なども描いていきます。ジオラマは地図模型に歴史などの物語を想像しながら創作します。

写真の女性はパソコン画面を覗き込んでいます。これはカメ・アバターの欲望を表しています。アーカイブと称する自分のデータベースの中に怪しげな内容を残しているようで心配なのです。このアーカイブは正直言って「これは酷い」という代物です。ご容赦願います。(写真左) アーカイブを覗く女性

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       専用ドメインの開設  「 http://saitotac.jp

このドメインとはデジタル世界における住所番地のようなもので、もともとはインターネットに接続するために必要なIPアドレスとなるものです。そのIPアドレスは数字だけで表されていますから覚えにくいという欠点がありました。それを人間用に解りやすくローマ字で表記しました。例えば私ならば「saitotac」という「斉藤孝」であることが容易に解るようにです。ドメイン名は体系的に分類されています。まず国別に「日本(jp) フランス(fr) 英国(uk)」そして組織別ならば「会社(co)教育機関(ac) 官公庁(or) ネット業者(ne)」という具合です。ちなみにメールアドレスでも同じ仕組みです。「saitotac@muse.ocn.ne.jp」という私のメールアドレスは、右から「jp (日本)」「ne( ネット業者)」の「ocn」であり、メールサーバの名前は「muse」という具合です。@記号は「at」の略で「所属する」という意味。

私のホームページのドメイン名は「http://saitotac.jp」となりました。なお、「http」とはホームページにアクセスするためのプロトコルの略称です。正式には「hypertext transfer protocol」と言います。次回からアクセスされる時には「http://saitotac.jp」とお書きください。

右下の「QRコード」をカメラで撮影すれば、URL  http://saitotac.jp」が表示されます。         

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このHP(ホームページ)とブログ(blog)の内容について、閲覧されたみなさまから不評・不満など悪評が多々ありました。いい加減な内容であり、なかには反宗教的、反政府的言動もある。これで元学者として恥ずかしくないのか。自分勝手な内容で世間を扇動するような妄想もある。さらに誤字脱字だらけである。そこで弁解です。
私は80歳近くの後期高齢者、しかも認知症予備役といえる情けない老人です。ささやかな過去の栄光だけで余生を過ごしております。全ての内容は「はったり」や「カラ元気」による老人特有の虚ろな盲動によるものばかりです。みなさま、宜しくご容赦願います。


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   幸せを呼ぶ神の化身とも思われた。

 

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