幸せを呼ぶ神の化身とも思われた。

 

   カメ・アバターの独り言。          

                           

 

         下記の項目をクリックして下さい


 ホーム |  独り言  論評  小話 旅行  |  御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  |  YouTube

 

YouTube  その1 <-----  現在のページ 


                

 

 YouTube  その1        


カメの庭 「あれから60年 彼女の顔は物語」  2021年11月

江の島沖の相模湾に赤い夕日が沈む。
その先は伊豆半島の天城山の後ろになる。
山並みが真っ赤に燃えているようだ。

サーファーが波間に群がっていた。まるでミズスマシのような姿をして大波を待っている。

鵠沼海岸に秋がやってきた。

老夫婦が波際を歩いていた。しばしば砂に足を取られよろよろとつまずいた。
互いに手を差し伸べ硬く握りしめていた。二人の会話が微かに聞こえた。

"しっかりしなさい。もたもたしないこと。ダメなひとね。"

80歳近くの老夫婦はお互いに顔を見合わせた。

あの時は、柔らかな白い手を握り締めてくれたのに・・。

さざ波が幾重にも二人の足元を濡らした。

       "冷たくないかい。スカートが波で濡れてしまうよ。素足だから大丈夫なの。"

あれから60年。

こんなにも会話は変わるものなのか。
お顔はまるで妖女百面相のように変わってきた。

彼女の顔は物語になると思った。



 


カメの庭

   霊獣「白狐(びゃっこ)」 稲荷神社の修復   2021年10月

  
「お稲荷さま」は朱色で「お狐さま」は白色の「白狐(びゃっこ)」

松井田・大河原邸の庭には築約百年にもなる古い稲荷神社がある。
長年の風雪にさらされ荒廃した物置のような姿になっていた。
「お稲荷さま」を守護されるのは二匹の「お狐さま」である。
石造りで立派なお顔で鎮座されている。

霊獣「白狐(びゃっこ)」とは  
これは稲荷神社に鎮座される「お狐さま」の正式な名称。五穀豊穣の神は稲荷神社に祀られ、神の使者を「白狐(びゃっこ)」と呼ぶ。
いわゆる霊獣のことだ。霊的存在への信仰だろう。

「お稲荷さま」とは
稲とは「命の根」を意味する。その稲が生る「いなり」。
稲に関する神だから「お稲荷さま」と名づけられた。大陸伝来ではなく純日本産の信仰といえる。日本的アニミズムなのだろう。

擬人化巫女
何故、狐は神聖な動物として信仰されたのだろうか。
狐は農事が始まる春先から秋の収穫期にかけて里に降りて姿を現す。
そして収穫が終わる頃に山へ戻っていく。
まるで一年の農耕を見守るような行動を見せてくれる。

  「白狐(びゃっこ)」は「お稲荷さま」のお使いである。

「お狐さま」のためなら
恐ろし気な面構えの「お狐さま」は実は妙齢な巫女なのかも知れない。
五穀豊穣を祝う踊りを舞う姿。神事を司るうら若き女性を妄想した。
巫女達と共に歌いながら修復仕事を進めることにした。
まるで宮大工のような繊細な匠の技が必要になった。

動画『霊獣「白狐(びゃっこ)」 稲荷神社の修復』(約3分)をご覧ください。



https://youtu.be/RQaqe1W05VA


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭 「私に触らないで」 インパチェンスの花  2021年10月

深まり行く秋。
まもなく紅葉が始まる。

インパチェンスは
色鮮やかに咲き誇る。

成熟した実に触れると
破裂して種をまき散らす。

「私に触らないで !! 」
「花弁を刺激しないで・・」
「せっかち」 なのかしら・・
だから「Impatiens(インパチエンス)」

初夏から晩秋までの長い間、
日当たりのよい場所でも半日陰でも

そして日陰でも
可憐に咲き続ける。

色鮮やかな花を咲かせ、
エネルギーに満ち溢れ、

我慢強いインパチエンス。
花言葉は「強い個性」

お願いだから、
「私に触らないで !! 」

2分間の動画です。



https://youtu.be/ES5rxy5awac

 


 カメの庭  「インパチェンスのパティオ」   2021年8月

酷暑の夏、日本の高温多湿に適した草花はなかなか見つからない。
真夏の主役となるのは「インパチェンス」ではなかろうか。

インパチェンス(Impatiens)はラテン語で「我慢できない」という意味。
英語では「Impatience」となる。「気が短い」など嫌われものなのか・・・。
ところがインパチェンスは逆に酷暑であっても「我慢して」力強く咲いてくれる。

アフリカ原産の植物なので、古くから「アフリカホウセンカ」とも呼ばれていた。
赤やピンク、そしてオレンジなどの単色だけでなく、八重咲などの花色があり丈夫に育つ。

マンションの小さな庭にインパチェンスのパティオを造ろう !!

パティオと言えばスペイン・アンダルシアの真っ白な壁、
そこに飾られた真っ赤なゼラニュームなどが有名だ。

カメのパティオは緑の壁にした。それは朝顔、夕顔、ヘチマそして熱帯のサンパラソル
さらにハイビスカスなどつる性の草花を絡ませた草花のカーテン。
その上は葡萄棚を被せて、緑のトンネルのような風情にした。
強烈な真夏の陽ざしを遮りインパチェンスのパティオは心地よい緑の隠れ家になった。

朝顔と夕顔、そして西洋朝顔。
ゴーヤの黄色い小さな花々。
赤色に変わるブーゲンビリアの葉。
真っ赤なハイビスカスの大輪。
真っ黒に熟した山葡萄の実を摘まんでみると甘い。

下草に日陰を好む黄色のコリウスや赤いヒューケラを配置した。
緑のジュータンの椅子でうつらうつらして寝言をつぶやく。

「なんとかなるさ」  アスタ マニャーナ 

   Hasta mañana  


動画は下記をクリック。

https://youtu.be/Gmtu349KoaU


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭 『エルドラド』 緑の黄金郷  2021年8月

真夏8月になり猛暑がやってきた。
マンションの花々は日陰を欲しがっている。

カメの庭は緑の『エルドラド』になった。
エルドラド(El Dorado)とは、スペイン語で南米にある伝説的な地名「黄金郷」を意味する。

葡萄棚に這わせた山葡萄やナイヤガラも大きく伸び、大粒の葡萄の実を付けてくれた。
新たにアーチを設置して、ネットを上に張り巡らした。
緑のトンネルの中で涼しく過ごせる場所を造った。

朝顔、夕顔、ヘチマそして熱帯のサンパラソルやハイビスカスなどつる性の草花を絡ませた。
その周りにはインパチェンスのピンクと真っ赤な花や真っ白な花色を点在させた。
下草に日陰を好む黄色のコリウスや赤いヒューケラを配置した。
緑のカーテンと緑のシェードが完成した。

まるでアマゾン・ジャングルの深い熱帯林のような雰囲気。
インカ帝国征服者「コンキスタドール」が探し求めた
アマゾン河の黄金郷「エルドラド」に居るようだ。

      「緑のエルドラド」は灼熱の太陽を遮り、光を届けてくれる。

動画は下記をクリックして下さい。


https://youtu.be/ScdEO_-jubc


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭  民謡『ゴラール』 想い出を飾る 2021年7月

ゴラールとは、『Góralu』と綴るスロヴァキアのタトラ山脈地方の素朴な望郷の謡です。
英語では『Highlander』、山の民を意味します。まず『ゴラール』を聴いてみよう・・!!。

Góralu czy ci nie żal
Góralu, czy ci nie żal
Odchodzić od stron ojczystych,
Świerkowych lasów i hal     
I tych potoków srebrzystych?

Highlander do you not regret
Highlander, do you not regret
Abandoning your paternal homeland,
Spruce forests and chalets
And the silver streams?


2001年〜2004年までスロヴァキアを中心にチェコとオーストリアを調査旅行しました。20年前の懐かしい想い出です。アルバムを整理しながら『Góralu』を独唱しました。親切で素朴な人々の顔を思い浮かべながら みんな、どうしているだろうか・・。

 
スロヴァキアの魅力は、エスニックグループが仲良く暮らしていることです。
最大のグループは、ハンガリー人、ウクライナ人、ドイツ人、ポーランド人、チェコ人、
クロアチア人、ロマ人、そしてユダヤ人などです。
それぞれ様々な民俗的文化を誇っています。

興味あることは、カトリック、プロテスタント、フス教徒、ユダヤ教徒、
ギリシャ・カトリックなどの宗教が混在し、仲良く共存していることです。
東部の小さな村に行っても、そこにはカトリック教会があり、ルシン人のためには
ギリシャ・カトリックの教会があることです。

東方教会であろうが、フス教徒のプロテスタントであってもそこには宗教紛争はありません。
ユダヤ教のシナゴーグもありました。ロマ人部落には彼らのためのカトリック教会もあります。
バルカン半島のような宗教と民族の紛争は存在しないようです。
歴史的にスロヴァキア人とその国土は、外国人に長らく支配されても素朴に、
柔軟に様々な文化と宗教、そして人々を受け入れてきたのです。

スロヴァキアの人々と過ごした日々を想い出し、懐かしい出会いに感謝します。


   20年前の想い出を飾りました。  スロヴァキアに祝福あれ !!!


下記をクリックすると望郷の謡『ゴラール』が流れます。



https://youtu.be/e6mfZtg3W4E


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ

                                                                                   ----->  YouTube その2



カメの庭 「マンション・ワイナリー物語」   2021年7月

鵠沼の3階建てマンション。20畳程の小さな庭がある。
10年前は何もない砂地の空間だった。

     イングリッシュ・ガーデンを造った。

盆栽のような極小の庭。草花が咲き誇る絵のような楽園。赤い薔薇が葡萄の上で咲き乱れる。マンションの小さな薔薇園。

薔薇の枝と葡萄は仲良く共存している。薔薇が終わると葡萄の季節に変わる。ジャスミンとハニーサックルを這わせる。葡萄と一緒にフェンスを飾る。

大きなガラス窓を庭絵の額縁にした。「モネ」の絵のような緑のキャンバス。  


5本の葡萄の樹を植え付けた。山葡萄を2本、デラウェアを1本。そしてナイアガラを1本。

葡萄は暑さ寒さ、乾燥にも強い。成長を観察すると身も心も癒される。フェンスに這わすと小さな葡萄の葉が綺麗だ。

1本の苗木で300房もの収穫ができる。
果実を食べるよりもワインに加工する。
芽出しや摘心で粒を肥大させる。

剪定や芽かきも試みた。
房をいくつか落とす摘果。
小さなマンション・ワイナリー。

果実の発酵から果汁の熟成まで。一杯のグラスを満たす自家製ワイン。
    ワインを試飲する。

     「優雅な芳香と優しく溶けるような舌触り」

         「薔薇と葡萄酒の日々」


動画は下記をクリック願います。

https://youtu.be/cJOwLs5SlSs


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭  『薔薇の微笑み』  それは母の微笑み    2021年6月

薔薇の微笑み それは母の微笑み
夏の名残の薔薇が咲いている。亡き母を懐かしく偲ぶ。

薔薇のような麗人だった。
亡き母に捧げるオマージュ

1921年9月16日に生まれた。17歳頃の微笑み。

2019年10月24日に永遠の眠りについた。

98歳という高齢、
天寿をまっとうした。

白薔薇と白百合が大好きだった。白い花々の微笑み。

夏の名残の薔薇
寂しく咲いている

愛しき仲間たちはみな枯れ
赤い薔薇色を照らし返す

近しき花も芽も消え失せた
ただため息をつくばかり



薔薇の微笑み
亡き母に捧げるオマージュ

  約2分の動画です。

https://youtu.be/3668g1umEG0


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ

                                                                                                                 ----->  YouTube その2



カメの庭   「夏の名残の薔薇」    2021年6月

6月は湘南に夏の到来を告げる。
薔薇の咲き誇る姿はまれだ。
夏の名残の薔薇となった。

The Last Rose of Summer
Left blooming alone;
All her lovely companions
Are faded and gone;

No flower of her kindred,
No rosebud is nigh,
To reflect back her blushes,
Or give sigh for sigh!

名残の薔薇
寂しく咲いている
愛しき仲間たちはみな枯れ

赤い薔薇色を照らし返す
近しき花も芽も消え失せた
ただため息をつくばかり

  (詩人トーマス・ムーア)

マンションの小さな薔薇園は閉店。
マンションの小さな葡萄園に変わる。

紫陽花「アナベル」の真っ白な姿を待っている。
山葡萄の花が咲き小さな葡萄の実を付けだした。
9月にはグラス数杯のワインを造ろう。
 

動画は下記をクリック願います。(3分26秒)


https://youtu.be/7hftuTIj8rU


    音声解説付  『マンションの小さな薔薇園』

アフレコによる音声解説付きバージョン。
アフレコとはアフター・レコーディングの略。
撮影後に台詞を別途録音しました。

アフレコ動画は下記をクリック願います。(3分26秒)




https://youtu.be/M5Q50PM44OQ


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭   『薔薇狂騒曲』    2021年5月


鵠沼の3階建てマンション。
一階に小さな庭がある。
盆栽のような小さな薔薇園。

薔薇に酔いしれる日々。
薔薇狂騒曲を奏でた。

まる裸だった薔薇の枝。
所々に新芽が出てきた。

まだ薔薇のつぼみは硬い。
可憐な乙女のよう。

薔薇の名前などに興味はない。
野中の薔薇であっても大好。

『童は見たり野中の薔薇』

 駆け寄り間近で愛でる。

春の陽ざしを浴びて、
美しい淑女の姿になる。

『葡萄酒と薔薇の日々』

 

 

   約4分間の短い動画です。



    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭   薔薇の花言葉   2021年5月

5月は満開の薔薇に囲まれ楽園で日々を過ごした。
マンション生活にも慣れ、小さな薔薇園を造った。

薔薇は、世界中で愛される花の女王である。
薔薇のような絶世の美女といわれた
玄宗皇帝の寵姫、『楊貴妃』
カエサルを惑わした、

『クレオパトラ』

楊貴妃やクレオパトラと名付けられた高価な薔薇もある。
お二人の美貌と色香を深紅の薔薇に喩えてみた。
妖艶な香りに心底酔いしれる。

葡萄酒『バローロ』のグラスを片手に持つ。
深遠な味わいで芳醇。ほろ酔いで舌触りも滑らかになる。
さっそく薔薇美女に話しかけてみる。

薔薇の花言葉は数多く見つかる。
葉やつぼみからトゲにまで花言葉が与えられている。

つぼみ 「恋をするには若すぎる」
トゲ 「不幸中の幸い」
葉 「あなたの幸福を祈る」
白い薔薇のつぼみ 「少女時代」

薔薇は種類よりも色合いから花言葉が定められる。

赤い薔薇 「あなたを愛してます」
白い薔薇 「私はあなたにふさわしい」
ピンクの薔薇 「しとやか」
黄色い薔薇 「あなたに恋しています」
青い薔薇 「夢かなう」
満開の薔薇 「私は人妻」

薔薇を贈り物にするには
その本数によって意味が変わる。

1本 「一目ぼれ」 2本 「二人だけ」 3本 「告白」 
6本 「夢中」 7本 「密かな愛」 11本 「最愛」
99本 「永遠の愛」  108本 「プロポーズ」
999本 「何度生まれてもあなたを愛します」

薔薇が咲いた。
 薔薇が咲いた。
  寂しかったカメの庭に
   薔薇が咲いた。

緑の葉は「コロナ禍を頑張れ」と励ましてくれる。
マンションの小さな薔薇園で薔薇に一晩中酔いしれた。

動画(約4分)は下記をクリック願います。

https://youtu.be/GipTUm4vWlY


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ

                                                                                                   ----->  YouTube その2



カメの庭  『グリーンスリーブス』「緑の袖」   幻想の庭  2021年4月

      訪れた春の日
         花々が咲き乱れる。


若草は淡い緑から深い緑に変わる。

美しい花の「緑の袖」のようだ。


  
                            「緑の袖」  
                          『グリーンスリーブス』


                        Greensleeves was all my joy
                        Greensleeves was my delight,
                        Greensleeves was my heart of gold,


                        グリーンスリーブスはカメの喜び。
                        グリーンスリーブスはカメの楽しみ。
                        グリーンスリーブスはカメの魂。


鵠沼のマンションで終活を始めた。
まもなく80歳の廃兵。


緑の溢れる庭
緑の袖で自然の景色。


背の高いものから低いものへと、
緑を高低差をつけて配置する。

アシュガ Ajuga
緑の袖から花茎を直立

十二単衣(ジュウニヒトエ)
日本産の緑の袖といえる。

下草の緑の袖を
帯のように植えていく。

狭い空間で奥行きと
緑の自然感を演出した。

小さな緑の袖を大切にして
イングリッシュガーデンを造った。

                        cast me off discourteously
                        And who but my Lady Greensleeves.


                       あなた以外に誰がいるだろうか。
                       側にいるだけでカメは幸せだ。


                         酒と薔薇の日々。

 
                       『Greensleeves』
                           「緑の袖」


   YouTube動画(約3分)は下記をクリック願います。




 

    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube

 YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭  「薔薇のつぼみ」    2021年4月

    花吹雪の春がやって来た。
    鵠沼マンションの一室
    小さな庭がある。
    薔薇の手入れをする。

    まる裸だった薔薇の枝。さぞかし寒かっただろう。
    新芽が出てきた。柔らかい芽先を大切に温めてあげた。


    薄緑の葉は真っ赤に変わり、まるで花が咲いたように見える。

    カルメンの唇のような深紅の薔薇にまもなく変身する。

    薔薇をくわえたカルメンに悩殺される至福の日々が始まる。

   
  ギネス・ビールを飲む。
  歌は
O Danny boy

O Danny boy, the pipes, the pipes are calling
From glen to glen and down the mountainside



まだ薔薇のつぼみは硬い。
可憐な処女のようだ。

春の陽ざしを浴びて、
美しい乙女の姿になる。

そして華やかに成熟。
妖艶な香りを醸しだす。
女性の一生を見ている。


 
「薔薇のつぼみ」

   謎の言葉。

オーソン・ウェルズ主演
 映画
市民ケーン

アイルランドの名優、
ショーン・コネリーの姿。


 
映画『薔薇の名前』、
ウンベルト・エーコの小説だった。


もう直ぐ薔薇は満開になる。薔薇の美女たちが押し寄せてくるだろう。 

'Tis I'll be here in sunshine or in shadow
O Danny boy, O Danny boy, I love you so.


ギネスの後は
ピノノワールを愉しんだ。

       『酒と薔薇の日々』  

  アル中の悲惨な物語 なので、こればかりは望まない。

YouTube動画(約2分)  下記をクリック願います。


https://youtu.be/x-_000UD-Ro


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ

                                                                                       ----->  YouTube その2



カメの庭      「ラベンダーの輝き」      2021年3月
   
              
我が心、ラベンダー畑にあり。

一面に咲き誇るラベンダーの丘。
心をさわやかに癒してくれる。

ラベンダーの花言葉は「清潔」である。


ラベンダーの小さな庭を作った。

  Splendor in the Lavenders

   「ラベンダーの輝き」

優雅な香りの紫色のラベンダー。

何故これほどまで強く香り放つのか・・・。
花の部分を指でつまんでみた。
その指の香りを嗅いでみる。

       「あなたを待っています」

恋する女性の気持ちが込められている。


       我が心、ラベンダー畑にあり。

  下記はYouTube動画「ラベンダーの輝き」(約3分)です。


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭  『Don’t cry for me Japanese』   2021年  1月

                明けましておめでとうございます。

   
Don’t cry for me Japanese
   The hope is I never left you
   All through my wild days, my mad existence


   泣かないで 日本のみなさま

   希望はいつもあなたのそばに居ます
   嵐のような日々、コロナ禍の中でも


これは替歌の一節で本物は以下の文句です。

       Don’t cry for me Argentina
       The truth is I never left you
       All through my wild days, my   mad existence

       泣かないで アルゼンチン
       私はいつもあなたのそばに居ます
       嵐のような日々、逆境の中でも


私の大好きな歌です。
この詩はミュージカル『エビータ』の「Don’t cry for me Argentina」の一節で1996年に映画化されてMadonnaが歌った名曲です。
エヴィータは実在の女性で、貧民街の生まれアルゼンチン大統領夫人に上り詰めた美女でした。

   I kept my promise, Don’t keep your distance
   And as for fortune and as for fame I never invited them in
   Though it seemed to the world they were all I desired

   約束を守り続けました だからそばにいて
   富や名声など求めたことはありません
   世の人たちは、私がそれを望んだと思ったようだけれど


2020年3月はアルゼンチンのパタゴニアに行きました。
パタゴニアは乾燥が激しく砂漠が広がっていますがアンデス側には多くの氷河があります。氷河の数は大小50以上あるといわれています。その規模は、南極、グリーンランドに次ぐ量。氷河の左の頂上が左に折れた山をモレノ山(1,670m)と呼びます。
アンデスの山々に太平洋の湿気を含んだ風がぶつかり、大量の雪を降らせ、
積もった雪が圧力で氷結し氷河を形成するのです。

   They are illusions.
   They’re not the solutions
   They promise to be the answer was here all the time
   I love you and hope you love me

   それは幻想
   解決にはならない
   追い求めていた答えはずっとここにあったのです
   あなたへの愛 そしてあなたも私を愛してほしい


みなさまのご多幸を念じます。

 関連するブログ -->      パタゴニア氷河とイグアス滝を眺める  2020年2月
 


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



カメの庭  「ヒメツルソバ」 ヒマラヤ原産である。   鵠沼の晩秋

                 2020年11月

  湘南鵠沼に秋がやってきた。

欅の葉も黄色くなり始めた。
濃厚なピンク色した薔薇が咲いた。

青いトレニアは夏の名残を惜しむ。
ほうき草は真っ赤に色を変えた。

風知草は草原のススキのように黄色くなる。
主役は「ヒメツルソバ」である。

ヒマラヤ原産である。
シェルパのように強健。
秋になると紅葉する。

地面を這うように広がる。
繁殖力から雑草扱いされる。

ヒメツルソバの強健。
ひしひしと感じる。

  ヒメツルソバよ、
   人類にその強健なる
     活力を与えてほしい。


    約2分の動画です。


https://youtu.be/-yYXmA5umAY


    ホーム |  独り言  |  論評  |  小話  旅行  | 御挨拶 ガーデニング   |  ブログ  |  English  | YouTube 

YouTube  その1 <-----  現在のページ



---->   タイトル一覧

 

             ---> アルスロンガ農園物語       --->笑い話

              --->   カメの庭「小さな薔薇園を造る」  ---> 家族写真館

                  ----->   ヒマラヤ戦友会  

                  ------>  FaceBook

                                        

                                                                           ----> YouTubeその1

                                                                            ----->  YouTube その2

  


YouTube  その1 <-----  現在のページ

     ホーム |  独り言 論評  小話  |  旅行  |  御挨拶  |  ガーデニング  |   ブログ  |  English  |  YouTube | アルスロンガ農園物語


著作権について

このWebサイトに掲載されている記事、写真、イラストなどの著作権は、斉藤孝が所有していますから「私的使用」または「引用」など著作権法上認められている場合を除き、斉藤孝に無断で転載、複製、放送、公衆送信、翻訳などに利用をすることはできません。宜しく配慮願います。


  Copyright(C)  斉藤孝のガーデニング All Rights Reserved.


 

 

inserted by FC2 system